映画 36; 『助太刀屋助六』
★★★★★ ★★★★☆
2002年 日活 90分
原作 生田大作「助太刀屋」
脚本 岡本喜八
監督 岡本喜八
キャスト 真田広之 鈴木京香 村田雄浩 鶴見辰吾
岡本喜八監督の『助太刀屋助六』をみた。
最近岡本喜八監督の映画をテレビで見ることが多いが、この人はすごい人だと感じる。
『助太刀屋助六』は随所随所に歌舞伎がはめ込まれている。
助六の場面場面は題名から考えて当たり前。
キセルのシャワーは最後の助太刀屋助六のお弔いで。
始まってすぐの飲み屋縁台のようすや助六のカッコいい六法。
真田広之さんにぴったりのきっぷのいい助六。
衣裳にも気遣いがあった。
着物左半分は赤みを帯びた紫。右半分は黒。肝の全体は縦柄ですっきり感を出す。
父の敵をうつに行く前、グレーのはちまきを助六風にきゅっと締める。
着物半分に色を使っているので、はちまきの色でぴったし。
父の敵の助っ人(実際は仇討ち)であらわれるときの棺桶は『すし屋』を思わせる。
途中の忠臣蔵の『二つでっぽう』を思わせる場面は蓋腕は無く二人。棺桶で登場し、女を泣かせると明台詞のあと小判を叩きつけるは、
「五十両(ごじゅぅうりょぉうう~)」
では無く
「十五両(じゅうごりょぉおう~)」
みてるわたしは大笑い。
種子島(火縄銃)でやられた...と思いったら、案の定、復活。
助六は我らのヒーローだい!
この映画、相当面白い。
そうだ!もう一回、是非みてみよう^^
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活劇ファンでもある巨匠・岡本喜八監督が生田大作の「助太刀屋」を映画化した新感覚時代劇。助太刀が生業の風来坊・助六(真田)は7年ぶりに故郷へ戻った。そこで幼馴染みが仇討ちをする寸前と聞いた助六は早速助太刀を申し出るが断られる。しかし、その仇討ちの相手とは助六の実の父(仲代達矢)で…。随所に喜八テイストあふれる話題作。
祇園や先斗町を夕方くらいに歩くと、本物の舞妓は~んを見かけることも多いですよ^^
観光客の方の変身舞妓は~んも多くみかけますが^^
わたしは宝塚より歌舞伎。舞妓は~んより女形。女形より立ち役・・・のような
好きなような......感じデス^^;;
とかきたかった、わたし^^
感謝申し上げます。
ありがとうございました。