乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

草抜き

2010-05-09 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 大型連休も終末を迎え、駅まで三人で歩く。

 右から順に 家族、わたし、息子。

「明日からの仕事、がんばりなさい。」
と、夫。

 心なしか寂し気な声。


「もういいから。」
と息子、電車に乗込む。

 いつものパターンだが、淋しそうだ。


 家には二人とり残され、夕刻、家族は黙って草を抜いていた。



 
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壺阪寺 仁王像

2010-05-09 | お出かけ


   壺阪寺 仁王像












 法隆寺の仁王さんとはまた違った姿形の壺阪寺の仁王さん。

 山門に厳つい顔をして立っておられる。

 しかしどこかユーモラス。

 こういった造りの仁音さんは中部地方の由緒ある寺で見たことがある...といっても、ネット状。

 体つきなどの立体感が大まかだが、どこかその拙さにひかれるのはなぜだろう。

 これは誰の作品だろうとネット検索を試みたが、引っかかってくれない。

 まさか運慶では、いや、作風が違うと心にもやもや感が残る。


 それにしても此処の仁王さんの胸は見ていて気恥ずかしい。

 あまりにも作風とミスマッチの乳房。

 わたしだって、仁王さんを見て恥ずかしいこともある。




             壷阪寺 〒635-0102 奈良県高市郡高取町壷阪3番地



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天を仰ぐか、地を眺むるか。   徳島 大歩危にて

2010-05-09 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


  天を仰ぐか、地を眺むるか。
  吉野川にこいのぼり、若葉茂る。


           梅忠悲しこいのぼりつめ
           写真徳島吉野川
           大和新ノ口吉野川


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徳島

2010-05-08 | お出かけ


 子どもと徳島に行ってきました。

 吉野川は水豊かで美しく、透き通った深い緑です。

 祖谷渓谷は新緑と鳥の鳴き声に心澄むようです。

 人々の言葉は心地よく響き、鮎 あめご でこまわし 蕎麦米雑炊は小気味の良い美味しさ。

 おいおい思い出を綴っていきたいと思っています。

 よろしければ見ていただければ嬉しいです。


 写真はバス車内から見た吉野川です。

 



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気がつけばいっぱいだ。

2010-05-07 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


 今日は朝から雨。

 食の講座も四回めを迎える。

 講義の合間の楽しい雑談。

 ベテラン主婦の方々のようすを見ていると、笑顔ほころぶ。

 この のんびり感は新鮮だ。


 それにしてもよく降る。

 一昨日は晴れ渡っていた。

 昨日も雨の予定だったが、一時期の小雨だけで山や谷は澄んで見えた。

 広がる 緑。

 今回はラッキーな晴れ女だった。


 雨の音は強い。

 そういうと能楽の記録がまだだった。

 東伯と京大博物館の記録がままならぬうちに、徳島。

 昨夜帰宅後は忙しく写真もまだ入れてない。

 早々用事を澄ませたいが、自宅では主婦業の山。


 吉野川は今日は水かさが増えているか?

 祖谷の人々の美しい言葉。

 あの深い緑はわたしは忘れない。

 思い出はわたしのかけがいのない宝。

 気がつけばいっぱいだ。




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思考回路に潜む、花

2010-05-05 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


  
   手折られたさくら

   五月のときめきの中で

   忘れ去る前に・・・




             桜祭能にて

   



 
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64; 『ダーウィンの思想』 内井惣七著  岩波新書 2009年

2010-05-04 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(「僕だって生きてるんだぞ!」と息をこらして 白い菜の花にしがみついている flyくん。)



記録だけ 


  2010年度 64冊目  



       『ダーウィンの思想』

 

 内井惣七 著

 岩波新書 1202

 2009年10月20日 第1刷

 218ページ  777円
 


 昨日から読み始めた『ダーウィンの思想』を読了。

 内井惣七先生の本はだじゃれ炸裂だと京都の友人に聞いていたので期待していたが、岩波新書ではそういった節はみられなかった。

 彼女、講談社だと言っていたかもしれない......。



 第四章の種の分かれ方、特に「種の棲み分け」の項目は興味深い。

 また、第六章の最後の砦、道徳をどう取り扱うかの『道徳のまつりごとと仁義』も面白かった。


 ダーウィンの性格や行動から始まる本書はダーウィン二体するイメージを覆すものがあり、ある意味親しみを覚える。

 航海中のウミガメの話などは笑える。

 こういった有名な研究者でもウミガメを食べ、島ごとに模様の異なる甲羅を無造作に海に捨てさせていたこと。

 また嫁をめとる損得勘定といったせこさ。

 それらを考えると、研究者ののんびりとした本来の顔を垣間みたようで、楽しいものだ。


 ウォレスの話は興味を持った。

 ウォレスは生物の自然状態が不断の生存闘争であることを論証し、ダーウィンと同じようにマルサスの議論を応用して、ひとつの種の個体数がほぼ一定でありことから、「どんな個体が生き残る傾向にあるのか?」と問いを立て、ダーウィンと同じ原理に到達......
      (96)と記されている。



 知っているようで知らないダーウィンの進化論。

『ダーウィンの思想』はまさに入り口。

 その一部を解き明かす導きの書といえる。



 
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壺阪寺の『思う壷』でございます。   (壷坂寺土産と、『壷坂霊験記』筋書き)

2010-05-04 | お出かけ





『壷坂霊験記』にぴったしの沢市目薬。1500円。

 そういうと壷坂寺の辺りは、薬の町としても有名。


 余談だが、奈良の河合町にある薬井という井戸の水が眼病に効いたそうだ。

 今は土地開発で濁っていてダメ。

 ちなみに武田製薬創立者は薬井の人だという。



 インド産の瑪瑙石(めのういし)

 目の石だという。
 
 げんをかついでにぎにぎしたら、からだにいいんじゃないかぇ?


 ところで石にはわたしがうつっているよ......って、興味ないよね(笑)


 ここにはひょうたんのキーホルダーもあった。

 ひょうたんからこま ではなく、ひょうたんからはありがたい観世音様が......。



 お里沢市のありがたーーーいお札。



 開眼350年だって。



 魔除面。

 この鬼、信楽製。ここは、奈良。

 赤鬼だが、赤膚焼(あかはだやき)ではないのか...。

 で、わらじバージョンもあった。



 魔除面は元はいろいろな色があった。

 だが、置かれていたのは赤鬼だけ。

 ラベルで色分け?


 沢山買うと値段は安くなるそうだ。

 ◯天のショップさんみたいで、ありがたいんじゃないかぇ?



 なぜか、『暫く』

 芝居意識を高めて、『壷坂霊験記』を見なさい。

 で、目薬をかいましょう...。



 例に漏れず、ふくろう。

 これでしあわせ、間違いなし。



 食堂で出てきたお茶のお湯のみに『め文字』

 わたしの心は壺阪寺の め文字ぃ(メモリー)で、いっぱい。


 お茶は漢方薬茶。

 もちろん『めぐすりの木』も含まれている。



 壺阪寺の『思う壷』でございます。

 みなさん、壺阪寺ではお土産をぜひどうぞ......。





  
   『壷坂霊験記』筋書き ▼



 親を早く失ったお里。

 幼い頃から沢市と一緒に育てられる。

 疱瘡が原因で沢市は目が見えなくなり、今では近所の人に琴や三味線を教えて暮らしを。

 沢市と夫婦になったお里。

 針仕事をしながら夫を助ける。


 お里に横恋慕している遊び人の雁九郎。

 沢市の留守を狙って押し入り、言い寄る。

 借金取りたち登場。

 お里はとっさに雁九郎を屏風の陰にかくす。


 3人は、取り立てを諦め、家財道具を物色。

 屏風のかげから雁九郎が姿を現し、借金の肩代わりを申し出る。


 雁九郎は肩代わりした二両の金をたてにお里を連れ去ろうとする。

 困ったお里。


 沢市にお里が雁九郎に借金を肩代わりの件を話す。

 沢市は雁九郎とお里の仲を疑う。

 そういうとお里は 毎朝、暗いうちに家を抜け出ししている。


 沢市はお里に問いただす。

 お里は
「沢市の目を治したいため、毎朝、壷坂の観音様に願をかけ、三年越しでお参りしている。」
と...。


 お里を疑ったことを恥じた沢市。

 自分も一緒に観音様におまいりして3日間の断食をすると言い出す。


 二人が出かけようとするところへ、雁九郎が...。

 雁九郎から逃れ、二人は壷坂の辻堂へ。


 三日間の断食をするからと言う沢市。

 お里を家へかえした沢市は、自分が死にさえすれば、お里は幸せな人生を送れるだろうと考えて、谷へ身を投げてしまう。


 戻ってきたお里。

 谷底に沢市の遺骸をみつけ嘆き悲しむ。


 後を追って身を投げようとする。

 辻堂の後ろに隠れていた雁九郎はこれをひきとめる。


 雁九郎の手を逃れて、お里はついに谷に身を投げる。


 不思議な力が雁九郎を辻堂へと引き寄せ、鈴の綱が首に巻きついてしめ殺す。


 観音様があらわれる。(歌舞伎では子役が演じる)

 お里の信心深さと沢市を思う気持ちに打たれた観音様。

 お告げによって二人は息を吹き返す。

 沢市は目が見えるようになる。

 二人は観音様に深く感謝.........。


          めでたしめでたし




     奈良県高市郡高取町壷阪3番地

          交通 近鉄壺阪山駅 バス・タクシーで約10分

          駐車場 有(有料)

          入山料 大人600円 小人100円


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63; 『季語の誕生』 宮坂静生著  2009年 岩波新書

2010-05-03 | 読書全般(古典など以外の一般書)


記録だけ 


  2010年度 63冊目  



       『季語の誕生』

 

 宮坂静生著

 岩波新書 1214

 2009年10月20日 第1刷

 208ページ  735円
 


 昨日から読み始めた『季語の誕生』を、読了。

『季語の誕生』は季語を民俗学、民族学、考古学、人類学、歴史学、言語学といった多角的立場からひもといた押さえておきたい一冊。

 たいへん楽しく読んだ。



 現在人にも興味深いといえる桜や月などをいろいろな立場から説明する著者の幅の広さには驚く。

 季語の誕生に始まり、平安時代の美意識からひもとかれた本書。

 いろいろな文献を並べたパッチワークではなく、自分の考えもしっかりと示す著者は見事としか言いようがない。



 著者は歳時記において流動的性格と認識することは重要とのべる。

 京都や東京中心の時雨や霞(一例)だけではなく、各地域の特徴が明解に示された歳時記がつくられなければいけないと力説(175)

 果ては季語再考といった考えをはっきりと示されている興味深い秀作。

 たいへん勉強になった。


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香高山五百羅漢 2   (奈良 壺阪)

2010-05-03 | お出かけ



              香高山五百羅漢 2




 昨日、香高山五百羅漢 の一部を紹介させていただいた。

 今回は 香高山五百羅漢 2

 朔日の5枚に加えて、写真15枚を追加したい。

 尚、今回は香高山五百羅漢の説明は省かせていただくことにした。 



 この日カメラマンの方が羅漢にかかった落ち葉などを丹念に払いのけておられた。

 この男性によって、香高山五百羅漢の全体の大きさがわかっていただけるであろうか。

 ただし香高山五百羅漢は方々に分散しており写真に写るばかりではない。



 岩が崩れ落ち、仏像の姿は無惨にも下敷きとなっていた。

 こういった痛々しい姿の仏像をいくつか見た。

 仏は時の流れとともに風化が進み、砂と化するのであろうか。



 近づいて見てみよう。

 真っ逆さまではないが、奈良の郡山城の石垣にみられる「さかさ地蔵」を思い浮かべる。

 心の中で手を合わさずにはいられない。



 はっきりしたことは知らないが、弘法大師が彫られたという。

 お太子さまのいろいろな伝承は各地に残る。



 台座に座られた方 1



 台座に座られた方 2




















   

 ここから下の写真は 香高山五百羅漢に1で紹介させていただいたものです。▼













   

 最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。

 感謝申し上げます。

          



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香高山五百羅漢 1   (奈良 壺阪)

2010-05-03 | お出かけ


       壺阪  香高山五百羅漢















 5月2日。

 子ども二人とわたしとの三人で、歌舞伎(『壺阪霊験記』)で何度も見た壺阪寺にいく。

 壺阪寺をあらかじめ調べると、近くの山中には五百羅漢あるとのことで、楽しみにしていた。



 香高山五百羅漢をもう少し登ると、数々の仏像が彫られている。

 香高山五百羅漢も仏像もそれぞれが表情豊かなため、見飽きることは無い。

 磨崖仏等の好きな人には魅力的なところだと感じる。

 できれば数時間かけてそれぞれのお顔や仕草を眺めてみたい。



 一見羅漢や仏像に見えない岩肌や落ちた大きな石。

 よく見ると劣化したそれらを見つけることができよう。

 時間をかけて、心に残る宝の発見をしてみたいものだ。


 
 一体の大きさは50㎝前後のものが多い。

 こけしのような顔のものも多く芸術的な域からは少し距離感を感じるが、おびただしい数の羅漢は心を弾ませてくれる。



 香高山五百羅漢は推定 桃山時代から江戸時代初期のものとされている。

 壺阪寺から高取城跡方向に向かってわずか20分ほど登ると、香高山五百羅漢は姿を現す。

 途中道標あり。

 わかりやすい登り。

 迷うことはまず無い。

 香高山の全山にわたって岩肌に様々な仏像が彫られていて、興味が尽きない磨崖仏群に出会えること、間違いなし。



 では一体なぜここにこの数多い羅漢が彫られたのか。

 元高取城のわずか下で壺阪寺の近く。

 険しい山道。

 何かの境界線的意味合いか或は見守るためか、それとも修行か・・・。

 わたしにはわからないが、考えているだけでも楽しいものだ。

 どなたかお分かりの方がおられましたら、お教え下さいますれば嬉しいです。



 ところで五百羅漢など、数多く写真に収めた。

 ただ、日差しが強く、ハレーションを起こしている。

 もし家族が一緒で、ここがイランの遺跡ならば、夕刻までこの場にいて、日差しの程度に合わせて写真を撮り続けるはめに陥ったであろう。

 今回は仕事ではなく遊ぼで、まして子どもと一緒。

 助かった^^

 

 とりあえずは今回6枚だけをUPしたい。

 続きは明日ということで、お許し下さい。


 


 鉄道 近鉄吉野線壷阪山駅下車。

 壺阪寺前行きバス、終点下車。 (平日1時間に1本程度、320円)

 徒歩1.5㎞。


 売店なし、飲み物等の用意必要 (壺阪寺内にはに自販機、売店あり  壺阪寺 600円)



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5月2日 わたしの花

2010-05-02 | 乱鳥徒然 Rancho's room.






 なかなか出なかったユリ。四月中旬に芽を出し、今はこんなに大きくなりました。

 こちら(写真)は黄色のユリ。

 はじめから球根の小さかった赤色の方は、株が小さいです。

 ユリの葉はきれいな色なのでお気に入り^^蕾と開花が楽しみです。


 お恥ずかしいことにお箸がさしてありますでしょ^^;;

 ここに球根を植えましたって言う印なんですが、とり忘れちゃっていました。@^^@



 ユリオプスデージーが今年も咲きました。

 株は大きくなり背も高くって......。

 バックには花が少し残ったトキワマンサク^^

 先日満開だったトキワマンサクはほとんど花びらを落としました。



 ブラシの木。

 今年はすごく多くの蕾。

 こんなについていよいのかしらというくらい、各枝についています。

 満開時には少しうるさいのではと、心配になります。



 これはマーガレット。

 二株とも1㎡以上の大きさ。で、満開。

 その周辺、庭はピンクピンクしていますよ^^;;

 バックのぼやけた緑は、蕗です。

 今、蕗も茂って美しいです。



 背の高さに近いくらいのレンギョが満開です。

 後ろに控えている灯籠がなんだか頼りない感じ。

 少し大きくなりすぎたレンギョ。

 でも、わたしはレンギョの花と色が好き。

 レンギョのバックはわたしの好きなギボウシや砥草(とくさ)。

 今 砥草もいくつもの郡をなして、いっぱいはえています。



 好きなレンギョをもう一枚。

 こちらのバックは斑入りギボウシ。



 しつこいですが、レンギョ、もう一枚。ぱちり。

 レンギョの後ろは以前ハイターで洗ってしまったという、いわくつきの生駒石。

 また、黒くなってきてくれました。



 先日は固い蕾だったコデマリも満開です。

 こちらもまだ少しトキワマンサクの花が残っていますね^^



 これまたわたしの好きなシランです。

 左が白のシラン。右が紫のシラン。

 シランって紫蘭って書くでしょう......。

 白色でもシランって言うの、不思議ですね......と、変なところに感心しています。



 そして、じゃじゃん!

 わたしの好きな、スズランです。

 かわいいですね。



 スズランさん、こっち向いて。

 アップでもう一枚。はい、チーズ^^ぱちり。






4/19 コデマリ

4/19 ギボウシ

4/19 甘野老

4/11 シャガ、コデマリ


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62; 『日本音楽叢書 7の『国立劇場 民俗芸能【二】』(協力;国立劇場、日本音楽之友社)

2010-05-01 | 読書全般(古典など以外の一般書)

(写真は祇園祭の日に八坂神社で行われた鷺踊り   2009年京都)





記録だけ  


  2010年度 62冊目  



       『日本音楽叢書 7の『国立劇場 民俗芸能【二】』(協力;国立劇場、日本音楽之友社)

 

 西角井正人 編集

 日本音楽之友社

 1990年9月10日 第1刷

 204ページ  2060円 (2100円)
 


 『日本音楽叢書 7の『国立劇場 民俗芸能【二】』を、只今(朝8時)読了。

 今回も伝統芸能に携わる民俗学的な話が多く、面白い。

 そもそもこの本は国立劇場で実施された公演のプログラム内容に高い資料性を認めつくられたとのこと。

 これを考えると伝統芸能の好きな人ならば、程度の差こそあれ、多少は気になる本とも言えるだろうか...。



 今回も付箋を付けながら四日間もかけて読み進めたが、本書の頭(天)はふさふさしたモヒカン・ヘアーのようだ。



 本書第一章は民族劇としての壬生狂言が紹介されている。

 これはわたしにとっては、嬉しい。

 祇園祭と 壬生狂言と 京をどり・都をどりは、わたしにとって、特別の思い入れと思い出がある。



『日本音楽叢書 7の『国立劇場 民俗芸能【一】』(協力;国立劇場、日本音楽之友社)の時と同様、気になった部分を記録したいが、またも小指がひきつれるであろう位の大量になってしまったので、今回は此処では本の一部のみ記録。

 前回同様、ノートにまとめておくことにした。




 面浄瑠璃芝居  関東系(神奈川県)と関西系(人形芝居と関係)   38

 
 風流 『俄狂言之故事略記』

      「俄狂言は、狂言をにはかに趣向し、風流の戯伎たる故、俄狂言というなり」

       京   今宮・祇園・御陵 

                  島原  練物
                      (これはわたしも何度も見たことがある たいゆう(太夫)道中)

                  江戸  吉原俄

       寄席      47

       万才 → 漫才 47

       俄  → 庭神楽の略   語源 (他にも多数説あり、ここでは省略)

            仁輪加、二◯加、仁和加、◯◯加 と表示     49




 まだ49ページまでのそれもほんの一部。

 長くなりそうなので、今回此処での記録は此処で止めたい。

 

 最後までおつきあい下さいまして、ありがとうございました。

 感謝申し上げます。

       

           
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