MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

(2015年)群馬レポート その2(ヒョウモンチョウ編)

2015年09月18日 | 昆虫

群馬県方面での昆虫撮影は5年前から続けているのですが、その時からヒョウモン系の蝶が多いと感じていました。

その中でも特によく見るのがミドリヒョウモンです。

最近は関東の平野部ではツマグロヒョウモンが幅を利かすようになってきましたが、この山間部ではミドリヒョウモンが多いようです。

前回の記事で、最初のアサギマダラポイントはミドリヒョウモンばかりだった…と書きましたが、そこはこんな状態でした。

殆ど、ミドリヒョウモンの雄ですね。  EOS7D MarkⅡ + EF70-300mm F4-5.6L IS USM   ISO500  1/400  F/5.6

これは一部なので、全体の様子は想像してみてください。(^^)

この状態ではアサギマダラのとまる場所が…。

ヒョウモンチョウの仲間は皆よく似ているので、いつも同定に苦労します。

この時期、東京でもよく見るツマグロヒョウモンの雄を比較のために上げて見ると…。

 ツマグロヒョウモンの雄 (撮影地 東京)  これはよく見ますよね。  

雌は、特徴があるので見間違える事はありませんが…、次はミドリヒョウモンの雄です。

前翅の中央にある4本の太いラインが特徴ですが、それでもかなり似てます。

雌は…というと

ちょっと形が丸いですが、色違いもいます。(4本線はありません)

ヒョウ柄の紋が大きく、ちょっと派手で大阪のオバチャン風?(^^)

ミドリヒョウモンの雌(暗色型)です。

何となく緑っぽいところもありますね。

今回見たヒョウモンチョウの仲間は90%以上ミドリ…でしたが、もちろん別の種類も見ることが出来ました。

オオウラギンスジヒョウモンの雌です。

ちょっと見では区別が付きませんよね。

名前まで似ているのもいます。

ウラギンヒョウモンの雌です。

何処が違うんだ?と言う声が聞こえてきそうですね。(^^;)

例外もいます。

メスグロヒョウモンの雌です。

名前そのままで、雌だけヒョウ柄ではありません。

この雄が、またミドリヒョウモンの雄とソックリなんですよね~。(^^;)ゞ

まだまだ色々いるんですけれど、今回撮れたのはこんな所でした。

次回の予告 : 次も蝶シリーズで行く予定です。 (曼珠沙華とアゲハ達…かな?) 

 

コメント (2)
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