大型の蝶には赤い花が似合うと思いませんか?
沖縄で言えば赤いハイビスカスにツマベニチョウとかクロアゲハ、今年宮古島で撮ったナガサキアゲハなどがその典型ですね。
本土で今の季節でしたら、やはり『彼岸花』でしょうか。
(あえて今回は『彼岸花』ではなく別名の『曼珠沙華』と呼ばせてもらいます。…雰囲気で。)
一日目の撮影を終え、前橋に一泊しましたが二日目は天気予報通り朝から曇り空でした。
それでも空振りは無いだろうと、予定通り9時半の開園と同時に到着したところ、よくあることですが小学生の団体様が私と同時にご到着です。(^^;)
小学生が見学をする場所はほぼ決まっているので、一足お先に行って出来るだけ撮っておくことにしました。
ところがいつものオニヤンマやウスバキトンボ、マユタテアカネくらいで特にめぼしい撮影対象は見つかりません。
そのうちに子供達の声が近づいて来たので、ここは諦めて丘の上に場所を移動することにしました。
これが不幸中の幸いとなりました。
登り切ったところにほぼ満開になった曼珠沙華の花畑(?)があり、2頭の黒いアゲハが吸蜜のために飛び回っているじゃありませんか。
内心、「やった~!」と言う気分です。(^-^)
よく見たら一頭はジャコウアゲハ、もう一頭はカラスアゲハです。
どちらも曼珠沙華でのショットは撮れていません。
ジャコウアゲハ EOS7D MarkⅡ+ EF70-300mm F4-5.6L ISO800 1/1250 F6.3
カラスアゲハ 翅の表側に赤い紋が見えているので雌ですね。
この2ショットだけでも満足して帰れる所でしたが、続いてまた別の蝶がやって来ました。
お馴染みのアゲハ(ナミアゲハ)です。
どの蝶も翼が痛んでおらず、非常にラッキーでした。
さすがにもう終わりだろう…と思い、丘を下ろうとしたら、なんと!さらにもう一頭やって来ました。
キアゲハです。(今日はなんてツイているんでしょう。) (^^)
ところでアゲハとキアゲハ、違いが解りますか?
色は名前の通りキアゲハの方が黄色みを帯びています。
でも一番の違いは前翅の付け根の模様です。
同じ角度のショットを上げてあるので、比較してみてください。
撮りたかった絵が四種類も撮れて、これだけでも来た甲斐がありました。(^_^)v
次は赤トンボの予定です。