「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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我の強さ

2005-12-08 | ●介護録(~2015.2月)
友人と話をしていた時(ご両親はいたって健康です)「老化しているなーと思う」と友人が言った。「ガマンをしなくなったし、頑固になった」と。
それは当然うちの母もで、そこに認知症がさらに拍車をかけるという感じ。

介護度2や3の時が一番大変だったと経験者がよくおっしゃるので、いずれ私もそんな風に思う日来るかとおもうけど、それにしても、あの我の強さはもう少しなんとかならんのかーと叫びたくなる。

ホントの他人サマには母も遠慮があるけど、当然身内の私にはない。他人と思っている時でも、やはり本物の他人に対するのとは違っている…どうせ他人と思われているのなら、もう少し遠慮してくれないかしらん。

先日、久しぶりにスーパーに一緒に行ってみた。
例えば、何を買えばいいのか分からない、家族がたくさんいると思い同じものを多数買う……これくらいはいい。
だけど、母は不安なんてサラサラなく、自分はなんでも出来て今もしっかり主婦しているつもり。私にリードは取らせない。こうだと思いこんだらテコでも動かない。

「それはお父さんが嫌いだから買えない、作れない」なんて話が始まるとどうにもならない。じゃ、今カゴにあるものだけ会計して帰りましょうというと「こんなんじゃ足りない」と言い出す。
こんなやりとりを繰り返す。挙げ句は、別所帯なんだからそれぞれ別々に好きなものを買い直すハメに。
まともな買い物にはなりません。

なんて、我が強いのだろう…と感じるこのごろ。
他人様からどんなに「○○子さんと話してると楽しくて」と誉められても、外づらのなんとよいことかと私はかえって疲れてしまう。