「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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「認知症の介護のために知っておきたい大切なこと」5

2006-09-23 | ●介護録(~2015.2月)
認知症の介護のために知っておきたい大切なこと―パーソンセンタードケア入門

筒井書房

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第14章「さいごのお別れをした後は…」より (青文字は引用)

家族介護者は二度、もしく三度のお別れを経験する…と書かれている。最初のお別れは、「認知症の発症そのもの」
身内の認知症発症を「別れ」と感じるかどうかは人によるだろう。確かに以前とかわってしまった親や配偶者を、「失った」ととらえるのか、「どうであろうと親は親」と感じるのか…。

二度目のお別れは、施設への入所。自宅介護がどんなに大変だったとしてもそこに喪失感はあり、施設などに訪ねることにも痛みは伴うから。

最後は当然ながら命の終わり。死ぬまで「その人のまま」で居続けた人を亡くすより、その対応は困難で感情は複雑。多分、これでよかったのか…というような思いに悩まされるのだろう。

「自分の感情をそのままに感じなさい」
「必要な支援を得られるように措置を講じる必要があるでしょう」
「自分にゆとりと時間を与えてください」

「悲しみは川のようなものです。独自のコースをとり、自分のペースで進むものです。この単純な教訓を心に留めておきましょう。『川の流れに逆らってはいけません』」

おもわず「あ~あ~川の流れのよう~に~」と歌ってしまいそう。

この本の書き方は「こんなふうに出来たらいいなぁ」と思わせる部分がある。
多分、介護者を突き放していないから。介護者を無視して一方的に「こうしましょう」という書き方をしていないから。
理想的だし、ムズカシイし、私にはムリ…と思うけど、 うまくいけば、気持ちいいだろうなぁ~なんて思わせる…そんな本でありました。

…………………………

今日は午前中に家事を済ませてお風呂にはいり、1時近くに街に出てあれこれあれこれ…あっという間に、三時。三時半に家に戻り、もう一仕事するつもりが、ノソノソしている間に4時。母が帰る間で残り30分!夕飯の下準備…ああ、なんて一日は早いのでしょうか
結局、母が帰るまでに下ごしらえが終わらなかったので、中途半端の台所に目がいった母が、なんだかんだと手をだして…「ああ、それは鍋にいれないで~~」というようなことに。鬼の居ぬ間に…と思ったことが裏目デス…