2015/12/02
「新そばをしゃぷしゃぶにして味わえる同窓生と『梵保庵』にて(『梵保庵』も同級生が経営)」
「徳島の地鶏の鍋も出されおり皆美味しくて完食をせり()」
「われらほど同窓会と称しては集まるものは居ぬかもしれぬ
(昨日のメンバー、阿形、熊木、田中、西村、進、寺井、西澤、久保、北川、辻)」
2015/12/02
「師走だがまだ夏の句をもてあそぶ()」
「蚊か蝿か蚤か虱か子子ぼうふらか()」
「言巧ニ蚤取粉売ル夜店カナ(子規)」
「蚤とり粉の広告を読む床の中か(子規)」
「蚤虱いずれ劣らぬ攻撃で布団の子規は悩み尽きせぬか()」
「極楽は赤い蓮に女かな(子規)」
「湯に入り横におなごがいればなお極楽の度が増さざりしかも()」
「生きておらんならんというもあつい事(子規)」
「床の中地獄の暑さを思えるが子規の諦念生きることへの()」
「一匙のアイスクリムや蘇る(子規)」
「病床の子規が吟える氷菓子ないいっそうに涼からん()」
「腐り居る暑中見舞の卵かな(子規)」
「今ならばクール宅配ありしかど送りし人の思い届かず()」
「忍ぶれど夏痩せにけり我恋は(子規)」
「病床で痩せる恋するのぼさんはどんな女を思いいたるか()」
「取り急ぎ子規の夏終わらんか()」