2015/12/03
「お伊勢さんへ参らば多賀にも寄りなされお伊勢お多賀の子ではあらんか
(御代参街道というバイパスが東近江市にはある)」
「伊耶那岐と伊耶那美の神隠居後に鎮座ましたる多賀大社には()」
「伊耶那美は黄泉の国にて伊耶那岐を追いかけたるもいかに鎮座を()」
「天照大御神は伊耶那岐の子ではあれどもちょっと怪しい()」
2015/12/03
「話ながら枝豆をくうあせり哉()」
「やめられぬカッパえびせん食うように枝豆を食う子規はあせりて()」
「枝豆ヤ三寸飛ンデ口に入ル()」
「ピーナッツ投げて口にて受けるわざ似たようなことしている子規は()」
「一日は何をしたやら秋の暮()」
「秋の暮れ4時過ぎた頃夜の気配日の短きを嘆きため息()」
「押しかけて余所でめしくう秋のくれ()」
「押しかけて飯くう文化今はなし招待されて食うことあれど
(『ヨネスケの隣の晩ゴハン』と言う番組があったが…)」
2015/12/03
「秋の蚊のよろよろと来て人を刺す()」
「この蚊とは腹を減らして飛びたるかならば満たさん彼のお腹を()」
「末期なる蚊でありたれば血を吸うか試さんとして刺されおるかな()」
「秋風の一日何を釣る人ぞ()」
「秋風の寒い一日もの好きな釣りする人を呆れて見たり()」
「柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺()」
「あまりにも有名なりしこの句だがやはり名句か一服の絵に()」「()」
「山門をぎいと鎖トザすや秋の暮()」
「山門を閉ざせることはいざ知らず『ぎい』と言う音名句の決め手()」
2015/12/03
「書を読まぬ男は寝たる夜長哉()」
「虫の音もいつも聞いてりゃ飽きるかな()」
「人にあいて恐しくなりぬ秋の山()」
「夏山や春の山では恐くない冬はましてや論外なりし()」
「向きあうて何を二つの案山子哉()」
「並びては代理雛的案山子哉だれとだれとが笑えるかしら()」
「柿喰いの俳句好みしと伝うべし()」
「いただきた十五個の柿を三個ほど残して食えり俳人子規は()」