2025/01/03
「始まれば三日がすぎるはや今年思い出深い年にはしたい[][]」
「一日が遅れたけれど昨夜見た源氏の本を初夢とせん[はっきりしないがそんな感じだった][]」
「三ヶ日寝てテレビばかり見ていたら尻が床擦れように痛めり[][]」
「強かった青学制す箱根路を大会新で監督は舞う[二年連続八度目らしい][]」
「自家用車明日明後日と使えないエコールリラで暇潰すする[][]」
「漢江の書籍数冊刊行もみんな高くて買う気にならず[][]」
「田辺さんの『鼠の浄土』やっと読む吉市・丹子の再婚話[おもしろかった][]」
「穏やかな晴れの日続く三ヶ日[][]」
「大谷の活躍を見る三ヶ日[季語：三ヶ日][]」
「三ヶ日静かに昏れてしまひけり[諏訪シヅ][]」
「青き空突き抜けてゐる三ヶ日[芝尚子][]」
「昼の湯へ下駄履きで行く三ヶ日[松崎鉄之介][]」
「牛飼ひに三が日などなかりけり[保坂加津夫][]」
「三ヶ日素肌美人と気取りけり[森下康子][]」
「鍛冶小屋の幣の真白く三ケ日[皆川盤水][]」
「チャップリン映画に暮れる三ヶ日[桑垣信子][]」
