そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

花と七十二候(0614)

2016年06月14日 | 日めくり帖

2016/06/14

「ご意見のちがいはちがいセンダンの花たかだかと梅雨空に咲く(鳥海明子)」
「栴檀は白檀といい香木で双葉の頃も芳香放つ(花言葉:意見の相違)」
「栴檀は双葉の頃より芳しく幼少時より優れていると(『栴檀は双葉より芳し』の故事)」
「どむみりとあふちや雨の花曇(芭蕉)」
「むら雨や見かけて遠き花樗オウチ(白雄)」
「栴檀の花散る那覇に入学す(久女)」
「つながれて尾をふる馬や樗散る(ひろし)」
「咲き………けしけはひに散るやはなあふち(草城)」
「初夏の頃完熟トマト味が濃く冷やしたトマトかじるはうまし(『トマトの丸かじり』)」
「最近は旬もなくなるトマトだが冬春、夏秋と南北わける(愛知、熊本:冬春トマト/北海道:夏秋トマト)」
「白昼のむらくもよもに蕃笳熟る(蛇笏)」
「虹たつやとりどり熟れしトマト園(波郷)」
「降り足りし雨に育ちぬ花トマト()」
「茄子に似た黄色い花を開きたり花落ちなれる青き実が(やがて蕃茄子アカナスとなる)」




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