2015/12/31
「スーパーのチラシの裏で生まれたる立川談春の『赤めだか』見る()」
2015/12/30
「散歩しつ犬に聖夜の歌聞かす(『聖しこの夜』を英語で)」→
「散歩して犬に聖夜の歌聞かす()」
「望月とクリスマスの日祝いたり()」→
「望月とクリスマスの日重なれり()」
2015/12/30
あなたの俳句はなぜ佳作どまりなのか』を短時間に把握したい。そう思い、佳作どまりから抜け出る方法が、前書きや後書きに書いてあるかを調べたが書いていない。どうも本文の中で小出しにしているのだろう。同姓の著者であるので親しみはあるが、咀嚼しにくい人かもしれないと危惧。対応としてはゆっくり本文に付き合うしかないかと、考える。
内容は37講からなる講義形式。途中にトビックス的に語る部分がある。この部分を章立てにして、パラグラフ的にまとめると次のようになる。
1.俳句って楽しい
-01 正直に
-02 溺れず、よく観察する
-03 倒置する
-04 猥雑、聖らかに描写
-05 寂しい滑稽
2.五七五という自由
-06 私は私として生きる
-07 数多く読む
-08 自分なりのテーマを持つ
-09 無意識の自分に出会う
-10 季語は歳時記から使う
3.私の歳時記
-11 生物に共感する
-12 急がず慌てずコツコツと
-13 『一物仕立』と『取り合せ』で第三の世界へ
-14 新仮名・旧仮名
-15 季語を生かす
4.具体的な季語
-16 通俗に堕さない
-17 嘘八百で
-18 写生から幻想へ
-19 常識をわずかに超える
-20 ニュー士は説明
5.現実と虚構
-21 ボーッとヌー
-22 お祝い俳句・赤子俳句
-23 悲哀の中でも笑う精神
-24 句会千回
-25 俳句とは人間
6.下五は必ず定型に
-26 存在の恐ろしさを
-27 自分の表現、自分の表記
-28 無心に繰返し、繰返し
-29 下手ということ
-30 ほんのちょっとズラす
7.爽快な句を読もう
-31
-32
-33
-34
-35
8.遺言としての俳句
-36 吟行と題詠
-37 持続力と才能
9.徹底写生で写生を超える
2015/12/28
先日、2007年頃に仕上げた源氏物語の語呂合わせについて、まとめた。塚本邦雄さんの「源氏五十四帖題詠」という書物がある。その歌を各巻のタイトルの題詠として示し、内容についてはわたしのまとめた語呂合わせにアクセスできるようにした。
また、五十四帖の通巻目次を作ったが、字数の関係で、目次が2ページになってしまった。ブログのカテゴリーで「/源氏物語」にアクセスすると総目次、五十四町の題詠目次にアクセスできる。
ただ、膨大な量になるのでクリックしていってもかなり時間がかかって通じて読むことはできないであろう。気が向いた時に気が向いた巻を気長に閲覧してもらったら有り難い。
2015/12/27
「毛布着て毛布買い居る小春かな()」
「小春とは寒いものかな幾重にも毛布がいるか正岡子規は()」
「小春とは陰暦十月暖かい日が続くのをいう季語らしい()」
「暖かい小春日和に毛布買う先の寒さに備えるためか()」
「今ならば着る毛布ありわれも持つ子規の毛布はいかなるものか()」
「いもあらばいも焼こうもの古火桶()」
「かくのごと火鉢の中に芋いれて焼いたことあり婆が手解き()」
「貧乏は妾も置かず湯婆タンポ哉()」
「冷え性の妾であればいかがせん妾・湯婆タンポ今は無きかな()」
「豆腐屋の来ぬ日はあれど納豆売り()」
「豆腐屋も納豆売りもすがた消しいろんな品が溢れかえれり()」