琉球戦国列伝リテイクシリーズ
本部平原(もとぶたいはら(ていばら))。
最後の北山王・攀安知の側近で
1416年の中山VS北山の戦の際、
尚巴志がひそかに賄賂を贈って寝返らせ、
北山を滅亡に招いたとされる人物。
正史には
「勇猛だが知恵がなく、欲深い」
と書かれてしまっている。
琉球戦国列伝は基本、正史・通史ベースなので
本部の人物表現もその路線で。
でも、いかにも、あからさまな悪・かっこ悪いではなく、
その匂いはさせつつも、かっこよさも感じさせるように
が、リテイク版のテーマなので
男気が感じられるような感じで描いてみました。
ポイントは「体毛」です(笑)
髭だけじゃなくて、手や脛にも毛を描き足したら
一気に男くさくなったよ。
「北山の風」メンバーさんには不評かな~?(^^;)
服装や武器はオリジナル版を踏襲。
鎧のタイプが少し変わりましたけどね。
ところで下に履いてるハーフパンツ
「袴」っていうんですけどね。
当時の人の「下着」なんですけどね。
私、先日「那覇袴」を購入しまして。
型紙と縫製が普通のズボンと全然違うのです。
全体的にピタっとしていないので、
股位置がたるむというか、実際の位置よりも下がるのです。
しわのつき方も少し変わる。
(あ、サルエルパンツのイメージに近いかな?)
鎧でほぼ隠れちゃったけど(^^;)、
今回はそんな所もこだわってみました☆
カタカシラはバリエーションを出すために頭頂部に。
頂部に結うって証言もありはするので(李朝実録)、ね。
そして実は…
オリジナルの琉球戦国列伝
それから琉球戦国キャラクター図鑑、
そして今回のリテイク版、
本部はALL横顔アングル(笑)
もちろん気づいていたし、
別アングルのラフも描いてあったんだけど
結局こっちのほうがしっくりきたので
「横顔が決め顔の男」
ということにしておきます。