がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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豆引きにて、

2008年11月24日 | ・染め・デザイン制作
紅型教室、終わりました。

って言っても、肝高の阿麻和利紅型(1枚目)が完成してから
あまり行ってなかったりしたのですが。

もともと、紅型のホンモノの工程とホンモノの材料で作品作りがしたい、
というのが受講の目的だったので、
肝高の阿麻和利紅型で、ある程度達成できたのでまぁいいかな、と。
(2作目を作るための材料、お願いして約束してても先生しょっちゅう忘れて持ってきてくれないし…)

なので継続受講はナシ。

土曜日の最終日に、1枚目と一緒に糊置きしておいた2枚目を豆引き(ゴビキ)した。

(※豆引きというのは、大豆をすりつぶして水と一緒にしてこした豆汁を塗ること。
染料を置くときのにじみ止めなどになる)


1枚目に豆引きしたときは、やり方だけ聞いて自宅でやったので
これで本当にいいのかどうかちょっと不安だった。

だから、最後の最後にちゃんと教室で豆引きのやり方を見てもらってから
終わろうと思ってた。

  

おお~~~。
ホンモノの染め道具が登場しましたよ~。

工房とかで見たやつだ~。

布の下にぶらさがってるのは、
竹棒の先に針がついているモノ(名前わかんない…)。

その針を作品の端に突き刺せば、竹のしなやかさと外に伸びようとする力で布がピンと張る。

布の端っこをはさんでつりさげている木の板も、
中は針がびっしりついていて、針に布を咬ませることで固定。

ほほ~~~、よく考えたなぁ~~~
と至極関心&納得。

工芸の道具って、なんかそれだけでも工芸品ですよね~。

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