がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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古琉球の聖母

2014年08月20日 | ・琉球史散策/第二尚氏


尚真王の素晴らしい行いを讃えた碑文、
「国王頌徳碑」

今は復元されたものが
首里城レストセンター前の芝生広場に建っています。

この碑文には第一尚氏王統時代、
盛んに行われていたという「殉死」を
尚真王が禁止したということが書かれています。

 

参/「あやしい!目からウロコの琉球・沖縄史」(上里隆史著/ボーダーインク)

 


尚真は母・オギヤカが死んだ時に
殉死を禁ずる命令を出したそうです。
(who's オギヤカ?→  

では実際にはなんと書いてあるのでしょう。


碑文の中から
オギヤカの記述部分を探せ!

 

 

オギヤカ、オギヤカ、オギヤカ…

 

 

 

答えはこちら↓

 

 

 

「聖母入滅」

 

オギヤカ=聖母。

 

いや!分かってる!
そうとも言うだろうさ!
別におかしいことじゃないだろうよ。

でもやっぱり現代のワタシタチに取っては
聖母=マリアのイメージが強いから
直球で聖母と書かれると
なんだかオギヤカのイメージ変わりますよね~(笑)

いや、もしかして、
オギヤカが自ら、
自分が死んだ時は殉死させぬよう
尚真に遺言していたとしたら……

まさに“聖母”オギヤカだったのかもしれない。

 

オギヤカ主人公の物語できないかなー。
「オリオンびあぶれいく/斎場御嶽ものがたり」
も止まってるしな―…。


コメント (2)
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