がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

当サイトの掲載写真・イラスト等の無断転載/無断使用を禁じます

’17りゅうぎん紅型デザイン展

2017年08月04日 | ・琉球/沖縄、徒然日記

県立博物館美術館に行ってきました。

 

いつもは博物館エリアに行く事が多いのですが、
今回は美術エリアの、
奥にある、
県民ギャラリーへ。

 

 

白い廊下を進むと…

 

 

りゅうぎん紅型デザイン展
展示会場!

毎年刺激的な紅型が見られる
贔屓にしている展示会。

今年も楽しませてもらいました!

 

受賞作品は撮影OKなので
一部をご紹介。

 

【大賞】
座波千明作『桜輝(おうか)』

エイサーをテーマにした作品。
さすがに素敵でした!

ずっと見てても見飽きない
そんなデザインでした。

カレンダーになったら欲しい!
(私おきぎんなので、カレンダーもらえるかは運なのだ(笑))

 

 +

 

↓以下、写真は作品の全体像ではなく一部です。

 

【デザイン賞】

竹内まみ作『海を集める』

水をモチーフに曲線構成が印象的な作品。

 

 

【奨励賞】

比屋根由香作『匂いに誘われて』

綺麗ですね。

 

【未来枠・優秀賞】

川満夢唯作『朝顔』

20歳以下の学生を対象にした未来枠の1位。

全体的に淡い色使いが新鮮でした。

さすが首里高染色デザイン科3年生!

 

【未来枠・審査員特別賞】

我如古夢叶作『夏の夜』

鮮やかな夜です。

 

+

 

展示会は応募作品すべてと、
過去の受賞作品も一堂に見れるので
見ごたえあります。

受賞を逃した作品の中にも
素敵な作品、気に入った作品、
面白い作品もたくさんありました。

そういえば、琉球史が題材のって…見たことないかも?
文化や民俗、自然などが多いけど、
歴史的な出来事を題材にするのって…
アリだと思うんだけどな( ˘ω˘ )

 

+

 

首里高染色デザイン科が占めているであろう
未来枠は…うーん、個人差が激しい…というのが正直な感想。

りゅうぎん紅型デザイン展は、
着物用の紅型ではなく
1枚のパネル内での表現が求められるので
モチーフの構成力が1番の鍵かなと思いました。
画面全体の動き、つなぎ、遠近感、密度と抜け感のバランスなど。

そしてしっかり時間をかける根気強さと丁寧さ!

作業が雑だったり、型が甘かったり、
面倒くさいからってモチーフ全部大きくしてない?
というのも結構見受けられてちょっと残念。

題材は面白かったりするんだけどなー。

卒展に向けてあと半年、頑張ってほしいです(^^)

 

+

 

紅型デザイン展は明後日8/6(日)まで
入場無料です!


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする