映画「ハクソーリッジ」でアメリカ人が、
長いすべり台目当てに中国人観光客が、
ひっきりになりに訪れている
今話題の浦添市、浦添グスク界隈。
そんな中、ワタシも
久しぶりに浦添グスクを尋ねました。
しかし目的はハクソーリッジ訪問でも
すべり台でも遊具でもなく!
尚巴志時代の浦添グスクの姿を
確かめてくる!!
ということで、
歴史群像8月号に掲載されている
推定復元図の浦添グスクの図を片手に
巡ってきましたよ。
参)イラスト全体図
https://twitter.com/mazegenta/status/883148213594628096
この絵のポイントは15世紀初めの姿であること。
尚巴志が武寧を攻めた時、
父・思紹を中山王にたててここに住んでいた時、
の浦添グスク!
一番の違いはここかな、と。
正門と、正殿に続く登城道。
現在ある、いわゆる「尚寧王の道」は
1597年に尚寧が整備した道なので
それまでは違う道がメインだった。
それがイラストのこの部分。
それを現在の浦添グスクの写真に当てはめてみたよ。
だいたいこんな感じ?
※
写真の書き込み、少し修正しUPし直しました(8/15 22:00)
アングルを変えると…
こんな感じ。
ちなみに写真右側が南です。
尚巴志が攻めたのも
おそらくこの方向から。
傾斜はあるし
道はくねってるし
池や堀はあるし
張り出しもあるし
THE戦国の城の作りって感じです。
こうやって改めて浦添グスクを見てみると
また新鮮ですね
紙の上で見ただけだと正直ピンとこなかったのですが
こうやって実際に現場に立つと
見えてくるものがあります。
浦添グスクの正殿跡(現在の展望台付近)からは
首里城が見えました。
アップで。