【義本(ぎほん)】
舜天王統(1187~1259)3代目の王。
在位中、天災・飢饉が起こって多くの餓死者が出た。
それは自分に徳が無いからだとし、
彼は英祖に王位を譲って退位した。
彼は自身の不徳を詫びるため、
玉城グスクに行き薪の上に座ると、
家臣に火をつけさせ焼身自殺を図った。
しかし、まさに火が彼を呑み込もうとした時、
にわかに大雨が降り、火は消えさった。
死ぬことままならなかった義本は
そのまま行方知らずとなった。
退位後の義本王の足取りは全くの不明であり、
彼の墓だといわれているものも点在。
(辺戸・北中城1・北中城2 等)
奄美群島にまで及ぶという。
そのため、
義本→英祖の政権交代は
禅譲という平和裏なものではなく
クーデターによるものであり、
義本王は追われる身になったのでは
という見方もある。
辺戸にある【義本王の墓】からは実際に
グスク時代の人骨や装飾品が出ている。
+
彼はまじめで責任感が強く、優しくも悲運な王だったのでは…
とイメージします。
(少なくとも辺戸の観光案内所にある
チャラ男っぽいイメージはない(笑)
でもあれはあれでキャッチ―(笑))
そんな義本王のキラキラ化。
1年以上前に描いて放置してたラフ画を発掘
キラキラ舜天とちょっとリンクさせてます。
ちなみに、彼が王位を譲った英祖(キラキラver)は
コチラから。
政権交代なので、
顔のタイプもガラリと変えています。