がじゅまるの樹の下で。

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キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(6)『THE★SATTOⅥ』

2020年02月16日 | ・キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ

 

前回の続き。

サイボーグキャラいじり、ラストです。
(そしてありがちな夢オチ)

 

察度のツノヘアーについて。

琉球男性の髪型「カタカシラ」は
古琉球時代は耳の横にあった、
というのは、
もう大丈夫でしょうか?
(え!知らなかった!という人は、
例えばこちらこちらをどうぞ)

 

その起源は舜天王にまでさかのぼる
との伝承がありますが、
今回舜天は横にお い と い て、

別の伝説から。

 

むかしむかし、
この国(リュウキュウ)には鬼が住んでいて
二本のツノを付けていた。

ある日、他国の人が来て
そのツノを打ち落としたのだが、
末代までの印に、と
片方のツノは切らずに残しておいた。

鬼は後に人間になったのだが、

以前の姿を懐かしんで、
片方のツノをまねて髪を結うようになった…

 

『琉球神道記』

 

 

察度のカタカシラがツノ状なのは、
この伝説からの着想でした。
(本の中では1番古い時代の人物でもあったので)

 

ちなみに、
引用元の『琉球神道記』とは、

 

1603年~1606年まで琉球に滞在していた袋中上人が、
中世の神道(仏教)や琉球の宗教事についてまとめた書。

琉球開闢神話など、多数の神話、説話、
について記している。

薩摩侵攻前の古琉球時代の様子が垣間見える
貴重な一冊です。

 

 

ところで、このツノヘアー。
私、学生時代の髪が長かったころ、
よくやってました。

一つ結びおだんごだけど、
丸いおだんごではなく、
こういうツノっぽいおだんごにしてましたね。

ツノおだんご、ツノヘアーって、
今もファッションとしてもあるしね。

大きさとか数とかほぐしとか、
時代によってニュアンスは違うけど。


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