がじゅまるの樹の下で。

*琉球歴女による、琉球の歴史文化を楽しむブログ*

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キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ(22)『本部のうちなーぐち講座』

2020年06月07日 | ・キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ

 

2コマ目の宇宙観の図について。

太陽が通る地中の穴は「テダガアナ(太陽の穴)」といい、
太陽が落ちる(沈む)場所は「テダバンタ(太陽の崖))と言われています。

図で、太陽が昇る(東)側の穴を、
テダバンタと水平に位置する場所にしましたが、
(つまり、昇る側にも崖がある)
太陽の穴が地上に直にあるバージョンも載せておきます。
(ブラタモリではそっちの図解でしたね)

 

 

こんな感じ。

 

西のテダバンタとは違って、
東側にも「崖」のイメージがあったのかどうかは
不明なので、
境界線はぼかしておきました。

世界の果てはハッキリした境界線のない、
もやもやとした異世界(ニライカナイ)
という認識だったのかもしれません。

 

 

*おまけ*

西原町はなんで東側にあるのに
「西」なの?

というのは、
琉球の中心であった、首里の「北(ニシ)」側にある
という意味でついていた「ニシ」読みに、
後から「西」の字があてられた。

という豆知識。

 

 


 

「キラキラ琉球史☆ゆんたくマンガ」
シリーズ初見の方はこちらもご覧下さい。


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