待ちに待ったファミ探リメイク!!
もちろんCOLLECTOR'S EDITIONを買ったぜ!!
先に遊ぶのは当然「うしろに立つ少女」のほう!!
俺のゲーム人生のなかでいちばんの衝撃だったかもしれないゲーム!!
まずパッと見てビジュアル面で「うおっ!」となるね。
全画面でキャラのグラフィックも大きいので
ファミコン版のイメージからするとかなりの迫力。
会話の最中にも背景でちょっとした動きがあって臨場感を演出。
こういう細かいところでしっかり楽しませるのは好き。
サスペンスドラマをイメージしたんだろうな。
ただ、ずっと見てるとなんかキャラのグラフィックに違和感があるんだよな…。
美形キャラはより美形になってるし、あゆみちゃんも超カワイイんだけど、
漫画を見た目だけ似せて実写化したときのようなズレを感じる。
SFC版をプレイしたときは正統進化だと思ったんだが。
純粋にキャラデザの問題なのか、原画の質の問題なのか…。
ていうか無色透明な印象だった主人公も
なんだか胡散臭いエロゲ主人公みたいになってるしなー。
ストーリーはやはり面白い。
調査に出るたびに謎が解けていくストーリーラインが美しい!!
チョイ役のモブにも人間臭いキャラ付けがされていたり
さすが、元のシナリオがしっかりしているのでリメイクされても面白い!!
声優のチョイスが謎。
主人公が緒方恵美って何故…?
ダンガンロンパでの実績もあるし、別に下手じゃないからいいけど、
もうちょっとおとなしくて気弱なイメージだったわ。
あゆみ役が皆口裕子。レジェンド声優!!
でもやはり女子高生役は少し厳しかったんじゃなかろうか。
初代寧々さんからも10年以上経ってるわけだしな…。
洋子役に石見舞菜香、しのぶ役に市ノ瀬加那を起用しているんだから
そのどちらかにあゆみ役を任せても良かったんじゃないのかな…。
あとBGM。
アレンジがシックすぎる。
サスペンスドラマの曲調を目指したのだろうけれど、
名曲ぞろいである原曲のメロディがまるで生きてないのが勿体ない。
FC版とSFC版の曲も選べるのが良心的。
ダイレクトに曲を楽しみたければFC版。
美麗になったグラフィックに合わせたければSFC版。
今作のアレンジ曲を選ぶ理由がまったくないのは悲しいな…。
で。
ネタバレになるので内容は書けないが
クライマックスの演出がまるでダメすぎる!!!
文字の表示タイミング、音のタイミング、BGMの迫力、グラフィックの衝撃。
全てが完璧だったファミコン版から超絶劣化。
こればっかりは怒りを抑えきれん。
任天堂のチェックがきちんと入ってこれだとしたら
ちょっと何してくれてんのって感じ。
懐古ファンにアピールできなきゃ30年以上前のゲームをリメイクする意味ないだろ。
制作がMAGES.と聞いた時点でかなり嫌な予感はしたんだよな…。
YU-NOリメイクでやらかした実績があるからな…。
別にゲームとしてつまらないわけではないので、
思い出は思い出、リメイクはリメイクで楽しむべきと割り切るしかないね。
株主総会で宮本茂さんが言っていた
「フルボイスとローカライズの難しさ」をスタッフロールから感じられて
ちょっとうれしい不思議な気分になったw
■■■現在の進行状況■■■
うしろに立つ少女 クリア済