博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

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2006年05月12日 | ニュース
下の記事によると、いよいよ日本でも年内をメドに書籍全文検索サービスを開始するとのことです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060512-00000022-zdn_n-sci

あとはどの位の出版社が参加するかが問題ですね。しかし出版社や著作権者団体の反発を気にして、グーグル側の動きがやや慎重になっているのが不安であります…… また日本では今の所大学附属図書館との提携の計画が無いというのも気になるところですね。
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『神雕侠侶』その4

2006年05月12日 | 武侠ドラマ
(前回:その3

第25~32話まで見ました。
郭靖夫婦を父親の仇と信じ、仇を討つべく襄陽へと入城する楊過。しかし彼は宋のために必死にモンゴルと戦う郭靖を討つことに、次第に躊躇を覚えるようになる。モンゴル軍の猛攻が続く中、黄蓉は双子の姉弟を出産するが、姉の郭襄は黄蓉がその顔を確かめる間もなく李莫愁に攫われてしまう。郭芙は楊過が妹の拉致に関わったと誤解し、逆上して彼の片腕を斬り落としてしまった。一方、小龍女はかつて自分の操を奪ったのは楊過ではなく、全真教の甄志丙だったと知り、衝撃を受けるのであった……

このパートではまずモンゴルとの激戦の舞台となる襄陽城が物語の舞台となりますが、浙江省象山の撮影場「神雕侠侶城」に襄陽の城塞や街並みを実物大で丸々設置しただけあって、戦争シーンはかなり迫力があります。このあたり、城塞のセットが見るからにショボかったアンディ・ラウ主演版とは大違いです(^^;) 物語終盤の襄陽大戦が楽しみであります。

更にこのパートではいよいよ神雕が登場します。過去のドラマ版や映画版ではこの神雕がショボい着ぐるみで登場するのが常でありました。また今回のドラマでも、エンディングテーマで一瞬映った映像を見る限りでは着ぐるみっぽかったので、果たしたどうなることかとやきもきしていましたが、意外や意外、何とこのドラマでは神雕はCGで処理されております!

ただ、さすがに『ナルニア国物語』のクリーチャー並みにリアルというわけにはいかず、一目見てCGとわかるシロモノなので、画面から少し浮いた感じがするのが残念であります…… まあしかし、10年後、20年後に再びドラマ版が制作されるとしたら、その時はかなりリアルな神雕にお目にかかれるのではないかと。
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