『新ドラゴン危機一発』(原題『新唐山大兄』、ドニー・イェン監督・主演、1995年)
5/9の深夜に読売テレビで放映されたものを録画しておいたのですが、今日やっとこさ見ることができました。タイトルだけ見ればブルース・リーの映画のリメイクっぽいですが、ストーリーは『ドラゴン危機一発』とは何の関係もありません。(ちなみにこのタイトル、今の今まで『ドラゴン危機一髪』だと思ってましたが、本当は『危機一発』なんですね。あちこち検索をかけてみて初めて知りました……)紛らわしいことに、同じくドニー・イェン主演で『ドラゴン 危機一発’97』なる作品もあるようですが、今回見た作品とは関係がないようです。
要するにブルース・リーが主演しそうな感じの映画を作り、ドニーが彼にオマージュを捧げて悦に入りたかっただけなのではないかという気が(^^;) 作品自体の出来は悪くないですが、ブルース・リー映画というよりはきっちり90年代のスピーディーな香港アクションに仕上がってます。
終盤、ギャング団が手斧を持ってドニーを取り囲むというシーンがあるのですが、『カンフー・ハッスル』といい、民国期を舞台にしたアクション物では、ギャング団に手斧を持たせるというのはデフォルトなんでしょうか。