博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

ハイビジョン特集『カンフー 絶技のすべて』

2006年09月08日 | TVドキュメンタリー
昨日はNHKハイビジョン特集『カンフー 絶技のすべて』を見てました。

内容は少林寺・武当山・峨眉山の中国拳法三大流派の紹介です。特筆すべきは、鉄頭功・払塵・峨眉剣法など、各流派の技の紹介にかなりの時間を割いていたことです。もちろん各派成立のあらましや修練の様子なども触れられていましたが、武術の演武が放映時間の半分以上は占めておりました。

番組中のインタビューによると、17、8ぐらいの若い子でもカンフー映画に影響されて武術を始めたというパターンが多いみたいですね。峨眉山の18歳の「女侠」(ご当地でそう呼ばれているとのことです)の言葉によると、入門当初は修行を積めば本当に空を飛べるようになると信じていたとか(^^;) 少林寺・武当山の周辺に林立する武術学校でも、卒業後はアクション俳優やスタントマンをめざす生徒が多いようです。
コメント (9)
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