博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『ゲーム・オブ・スローンズ第二章 王国の激突』その2(完)

2013年12月29日 | その他映像作品
『ゲーム・オブ・スローンズ第二章』第6~最終10話まで見ました。

首尾良くウィンターフェル城を攻め落としたシオンは、鉄諸島へと引き揚げろという姉ヤーラの忠告を聞き入れず、得意の絶頂に。攻められた側のブランとリコンは密かに「野人」の女オシャによって救出されます。その頃戦地のロブはヴォランティス出身の女医タリサ(ドラマ版オリジナルキャラ)と愛を深めており、フレイ家との婚約を破棄しようとしておりました。キャトリンはそんな息子の様子を苦々しく思いつつも、キングズランディングに囚われの身となっている娘たちの解放を願い、ブライエニーに人質のジェイミーを釈放させます。

で、そのキングズランディングでは「王の手」代行となったティリオンがスタニス軍の進撃に備えます。そして「光の王」の加護を信じるスタニスの軍艦がキングスランディングへと迫り……

ということで、第二章最大の見せ場のブラックウォーターの戦いです。第一章では戦争のシーンが適当に誤魔化されていましたが、今度は本当に戦争が繰り広げられます。「鬼火」(ワイルドファイア)でスタニス側の艦隊が炎上するさまが、まるで赤壁の戦いの曹操軍のようです(小並感)メイキングを見ていても、さすがにこのシーンは力を入れて作ったようですね。しかし自ら前線で指揮を取り、負傷までしたにも関わらず、いいところをすべて父親にかっさらわれるティリオンが不憫でなりません……

そして負けた側のスタニスはメリサンドルに敗戦の責任を押っつけようとしてます(^^;) でも「我が軍の勝利と予言したではないか!」と憤るスタニスに対し、「あれはもっと遠い未来の予言なのです(キリッ 」とか言っておけばいいんですから、「光の王」の司祭なんて簡単なお仕事ですよね。後半部ではメリサンドルの出番が少ないのが不満でしたが、これで元を取った気分になりました(^^;)

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