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「標準ソフトウエア工学教科書」を作ってみたいと思います-その4 1.2 ソフトウエア工学とは

2011-09-11 22:13:58 | 土日シリーズ
 シリーズ「標準ソフトウエア工学教科書」を作ってみたいと思います

今回は「1.2 ソフトウエア工学とは」です。




1.2 ソフトウエア工学とは

 私たちは、毎日、コンピューターに様々な情報処理をさせています。
 計算もそうですし、文書を作成したり、インターネットで検索したり・・・
 しかし、そのたびに、「電子卓上計算機」「文書作成機」など、それ専用のコンピューターをもっていたら、大変なことになってしまいます(そういう時代もあったのですが・・・)
 そこで、今では、プログラムという、コンピューターに処理させる内容を(電気的に)書いて、それを入れ替えるようなことによって、様々な処理を行っています。
 このプログラムがソフトウエアということになります。そして、処理するコンピューターがハードウエアです。

 学問的にコンピューターを扱う場合、コンピューターそのものを科学するということもできます。プログラムとは何か、ソフトウエアとは何か、コンピューター上にプログラムをどのように表現したらよいのかなどなどです。
 そういうコンピューターを科学することを、「コンピューターサイエンス」といいます(まんまやん)。

 一方、ソフトウエアというのは、何か情報処理させるために作られるモノなので、情報処理したい要求に応じて、コンピューターやコンピューターサイエンスの成果を駆使して、どのようにソフトウエアを上手に作るかという工学的アプローチもあります。これが、ソフトウエア工学です。

 つまり、ソフトウエア工学とは、

 顧客の要望に応じたソフトウエアを上手に作るために、コンピューターサイエンスを基礎として、コンピューターを使いこなすソフトウエアを作るための工学

 です。

 では、ソフトウエアを上手に作るには、どうしたらよいのでしょう。
 それには、手順があります。




 次回は、「1.3 ソフトウエアプロセスとは」です。

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