シリーズ「標準ソフトウエア工学教科書」を作ってみたいと思います
今回は「1.2 ソフトウエア工学とは」です。
1.2 ソフトウエア工学とは
私たちは、毎日、コンピューターに様々な情報処理をさせています。
計算もそうですし、文書を作成したり、インターネットで検索したり・・・
しかし、そのたびに、「電子卓上計算機」「文書作成機」など、それ専用のコンピューターをもっていたら、大変なことになってしまいます(そういう時代もあったのですが・・・)
そこで、今では、プログラムという、コンピューターに処理させる内容を(電気的に)書いて、それを入れ替えるようなことによって、様々な処理を行っています。
このプログラムがソフトウエアということになります。そして、処理するコンピューターがハードウエアです。
学問的にコンピューターを扱う場合、コンピューターそのものを科学するということもできます。プログラムとは何か、ソフトウエアとは何か、コンピューター上にプログラムをどのように表現したらよいのかなどなどです。
そういうコンピューターを科学することを、「コンピューターサイエンス」といいます(まんまやん)。
一方、ソフトウエアというのは、何か情報処理させるために作られるモノなので、情報処理したい要求に応じて、コンピューターやコンピューターサイエンスの成果を駆使して、どのようにソフトウエアを上手に作るかという工学的アプローチもあります。これが、ソフトウエア工学です。
つまり、ソフトウエア工学とは、
顧客の要望に応じたソフトウエアを上手に作るために、コンピューターサイエンスを基礎として、コンピューターを使いこなすソフトウエアを作るための工学
です。
では、ソフトウエアを上手に作るには、どうしたらよいのでしょう。
それには、手順があります。
次回は、「1.3 ソフトウエアプロセスとは」です。
今回は「1.2 ソフトウエア工学とは」です。
1.2 ソフトウエア工学とは
私たちは、毎日、コンピューターに様々な情報処理をさせています。
計算もそうですし、文書を作成したり、インターネットで検索したり・・・
しかし、そのたびに、「電子卓上計算機」「文書作成機」など、それ専用のコンピューターをもっていたら、大変なことになってしまいます(そういう時代もあったのですが・・・)
そこで、今では、プログラムという、コンピューターに処理させる内容を(電気的に)書いて、それを入れ替えるようなことによって、様々な処理を行っています。
このプログラムがソフトウエアということになります。そして、処理するコンピューターがハードウエアです。
学問的にコンピューターを扱う場合、コンピューターそのものを科学するということもできます。プログラムとは何か、ソフトウエアとは何か、コンピューター上にプログラムをどのように表現したらよいのかなどなどです。
そういうコンピューターを科学することを、「コンピューターサイエンス」といいます(まんまやん)。
一方、ソフトウエアというのは、何か情報処理させるために作られるモノなので、情報処理したい要求に応じて、コンピューターやコンピューターサイエンスの成果を駆使して、どのようにソフトウエアを上手に作るかという工学的アプローチもあります。これが、ソフトウエア工学です。
つまり、ソフトウエア工学とは、
顧客の要望に応じたソフトウエアを上手に作るために、コンピューターサイエンスを基礎として、コンピューターを使いこなすソフトウエアを作るための工学
です。
では、ソフトウエアを上手に作るには、どうしたらよいのでしょう。
それには、手順があります。
次回は、「1.3 ソフトウエアプロセスとは」です。