ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

PMBOKのお勉強 その15 - 3.3

2011-09-21 21:45:20 | そのほか

今、

プロジェクトマネジメント 知識体系ガイド(PMBOKガイド)第4版
http://www.amazon.co.jp/dp/1933890681


のお勉強をしています。

前回3.2をやったので、今回は3.3をやります




 前回書いたとおり、今回以降、3章の最後までは、プロセス群がどんなプロセスからできているかの説明です。そして、ここでは、各プロセス群は、どのような知識エリアのどのプロセスからできているかを書きます。

項目の前、1つの数字 (4. 10. など)は、各知識エリアの章
2つの数字(4.1 など)は、各知識エリア内のプロセスの章番号

になります。知識エリアは4章からなので、かならず4以上の数字となります。
ちなみに、「プロジェクト統合マネジメント」はどのプロセス群でもかならずあります。

では、以下、今回の「3.3 立ち上げプロセス群」です。





■3.3 立ち上げプロセス群

 4.プロジェクト統合マネジメント
   4.1 プロジェクト憲章作成

 10.プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント
   10.1 ステークホルダー特定

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大学で学ぶ開発工程と、仕事で行う開発工程の捕らえ方が違うことに気づいた!

2011-09-21 10:59:48 | 開発ネタ
 共通フレーム2007見て、気づいた!

 共通フレーム2007では、以下のように開発が進む

 1. システム要件定義
 2. システム方式設計
 3. ソフトウェア要件定義
 4. ソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計
 5. ソフトウェアコード作成及びテスト
 6. ソフトウェア結合・ソフトウェア適格性確認テスト
 7. システム結合・システム適格性確認テスト
 8. ソフトウェア導入
 9. ソフトウェア受入れ
 10. ソフトウェア保守

つまり、要求分析を行う(=ソフトウエア要件定義)前に、
RFPかなにかで、大体システムの大まかな像は決まっていると考えられる。
(ハードとか大体のネットワーク、OSくらいまで、DBも?)

もちろん、アジャイルなんかもあるから、この順番どおり
やるとは限らないけれど、でも、この順番って、でたらめでも
ないだろうから(ウォーターフォールなら、この順でOKだし)
まあ、そう想定しているのだろう。

 というか、かりにアジャイルでも、普通、仕事の上ではそうだ。
 もう、要求仕様の前に、RFPでかなりの部分決まっている。
 開発言語、フレームワークまで決まっていることも多いと思う。

 というのも、RFPに答える形で出す提案書で、開発費用をださないと
いけないけど、開発費用をだすには、開発言語とフレームワークまで
決まっていないと、お金が出ない(COBOLの人とJavaの人では、
単価や見つけやすさなどがいろいろ違う)

 だから、要求仕様の前に、RFPがあって、(かりにRFPがなかったとしても)
要求仕様前にシステムが大体決まっているというのは、一般的な話。




 ところが、大学は、要求仕様から始まる。
 超上流っていうのもあるけど、大学等で行う超上流は、目的から要求を出す手法で
あって、システムのハードなどを考えることではない。

 それは、ソフトウエア方式の決定のところできまる。
 要求仕様では、Howを決定せず、OSなどについては、もし決まっていれば、
制約として書くことになる。そうやって、IEEE830が決まっているという
ことになっている・・・

・・・が、実際にはこれって、

要件プロセス完全修得法
http://www.amazon.co.jp/dp/488303111X

あたりで、ハードなどの決定は、要求段階でするなって書いてあるからじゃなくって?




このズレって、結構大きい気がする・・・

システムのハードが確定しないと、非機能要求を満たせるかどうかが検証できない
(分散メモリかRDBか決まらないと、レスポンスは決まらない)

非機能要求が満たせないと、機能要求を変えるかもしれない
(レスポンスが遅いのであれば、リアルタイムで確認はしないとか)

実務と大学が乖離すると、あんまり意味ない学問になっちゃうよね、
ソフトウエア工学って・・


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