雛形ソースを作成し、Excelの仕様書を用意すると、プログラムのソースやテストデータを生成する方法について説明するシリーズ、「プログラムやテストデータを自動生成する方法」です。
第二回目でインストールをしました。
それから5回目までで、概要を説明しました
今回から、それを使った例について説明します。
■なにをやるのか?
これから、データベースの仕様書をもとに、
・テーブルを作成し
・入出プログラムを自動生成し
テストデータも入れてもらったら
・テストドライバも作成し
・試験項目書も作成し
・データをいれるSQLを作成する
なので、あとは、テストを実行して、結果を入れればいいだけ。。
(ちなみに、結果も技術的には自動生成で書き込めますが、それはいけないみたいです。人はそれを捏造と呼びます。はい)
ということのさわりの部分、「テーブルを作成し」のところをやります
なお、それ以外の部分や全体像に関しては、開発の初めから順番に書いていってみるの「自動生成」関連(もうちょっと先です)で、書くと思います(忘れていなければ)
■仕様
で、その仕様書から、テーブルを作成、具体的にはテーブルを作成するSQLを書き出すという話なのですが。。
以下のような、仕様書
![](https://www.geocities.jp/xmldtp/zd_rei1_1.jpg)
(上記の例の場合、シート名は「ユーザーテーブル」にしてあります)
をもとに、
以下のようなSQL
CREATE TABLE userTBL ( name VARCHAR(50) NOT NULL, pass VARCHAR(50) , auth INTEGER , PRIMARY KEY(name) ); |
を作成します(今回はusertblsql.txtというファイルだとします)。
こうすれば、たとえばmySQLであれば、データベース名がtestdbだとすると
mySQL testdb -u root -p < usertblsql.txt
(<は、本当は半角です。半角で入力してください)
とすると、rootのパスワードを聞いてくるから、それをいれると、
テーブルが作成できます。
次回から、実際に、なにを作成して、どうするかについて書きます。