どちらかというと
宗教なんて
嫌いな方なんだけど
ボブマーレーの歌には
何か惹かれるものがあるよ。
苦しんで、虐げられてるものの叫びというか
そういったものが感じとれて仕方がないんだ。
もちろん、どんな歌にもそれを表現するヒトの考え方ってのがあるから
たぶん、彼の表現からボクが感じとってるのは
ラスタファイっていう思想じゃなく
虐げられてるものへの賛歌を感じてるんだと思う。
この曲は音楽的にはレゲエのスタイルをとってなくて
ゆらゆらとゆれて気持ちがいいリズムじゃなく
力強く行進してるような曲なんで
ボブマーレーの曲の中では
ちょっと異彩を放ってるね。
とにかく、自分の信じるところを
歩いていこう!っていう
ボブマーレーの気持ちが感じ取れる
優れものの一曲です。
この曲が入ってる「エクソダス」と次の「カヤ」っていうアルバムは
ラスタファイの精神を感じてた人たちには
いまいち、評価が低いらしいんだけど
ボク的には、他の彼のアルバムに負けず劣らず
大好きなんだよね。