石原東京都知事さん。
わざわざアメリカに出向いていって
（本人的には高らかに）「尖閣諸島は都が買い取る！」
と、宣言した。
目的はというと・・・
中国の領海侵犯やらに国の対応がイマイチだということで
「国の鼻の穴を明かしてやる！」
と、こちらのほうも鼻息荒く・・・。（苦笑）
どうやら中国に物申すという感じではなく、
ただ単に日本政府に赤っ恥をかかせたいだけのご様子なんである。
だいたい根本的な話、
もともと日本の国なんだから
誰の所有物だろうがその土地は日本のものには変わりがなく、
これは、
たとえば、東京の丸の内の一角をアメリカの不動産会社が買い取ったとしても
そこがアメリカの国の所有にならないのと同じ理屈なんだけどね。
まあ、確かに北方領土の問題もそうなんだけど
不確定要素の強い場所なだけに
国が所有してるのが最もシンプルな考えなんだけど
だからといってそうしなきゃいけないというわけじゃない。
石原慎太郎氏の日本政府に対する個人的な怨念が強いことからこういう行動に出てる気がして
なんかイマイチこの人のやってることには首を傾げたくなることが多い。
そのくせ、外交問題にこうしてしゃしゃり出てきて、引っ掻き回そうとするし・・・。
コンプレックスの塊のような感じがするんだよね。
この家族全体からその雰囲気はにじみ出てる。
慎太郎氏の息子さんはあいかわらず「都知事の息子」を売りにしてるようだし、
慎太郎氏自身も何かと「弟の裕次郎」っていうのが出てくるし、
まあ、この家族は「自立できてないなあ」という印象が強い。
だから、海外でアドバルーンを上げるのはちょっと控えて欲しいんだけど、
まあ、ムリか・・・。
鳩山さんと一緒で、国民に自分の有能さをアピールしたいんだろうなあと思う。
支持者が多数派だからしょうがないね・・・。（苦笑）
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