Bob Dylan ~ Like a Rolling Stone con subtítulos
祝ノーベル文学賞受賞!というわけで
今回も引き続き「和訳でノーベル文学を楽しもう!」という企画が続いております。
今回はあのローリングストーン誌の時代を変えたロック100曲の堂々第1位に選ばれた「ライクアローリングストーン」を取り上げてみた。
***************
「ライク・ア・ローリング・ストーン」
昔、君は大いに着飾ってたね
でもキミの最高な時期を何の価値もない取り巻きに費やしてしまった
周りのみんなはこう助言してたよね
「気をつけなお嬢さん、そのまんまじゃ地獄に向かってるぜ」と
君はからかわれているとしか受け取らなかったけどね
そう、君はいつだって笑い飛ばすのが常だった
たまり場でたむろってるみんなを見て
今の君はその時みたいな声は出ないみたいだね
誇り高くもないように見える
今夜の食事にあくせくしてるのを見てるとそう感じてしまうよ
どんな気分だい?
今はどんな気分?
家がないってどういう感じ?
みんなから見向きもされない
まるで転がってく石ころのようだよ
名門学校に通ってた箱入り娘さん
実は自分自身が搾り取られてたっていうことにようやく気がついたみたいだね
世の中の渡り歩き方なんて誰も教えちゃくれないさ
いま、君自身が経験しなくちゃいけないってことに気がついたわけだね
わけのわからない浮浪者とは取引したくはないだろうが
今さらじたばたしてても始まらない
彼には言い訳なんて通用しないよ
空虚な彼の瞳を見つめてさあ言うんだ
「私と取引しない?」って
どんな気分だい?
いったいどんな気分?
帰るべき家もないんだろ?
みんなから見向きもされず
まるで転がり落ちる石ころみたいなのは
曲芸師や道化師たちがやってきてトリックをして見せているとき
彼らのしかめっ面を見ても何にも気づかなかっただろ
他の連中がキミに気づかせようとしても
それが良いことかどうかすら考えもしなかったろ
君はいつだって
シャムネコを肩にのせて
おしゃべりのうまい奴の運転するバイクの尻馬に乗ったまま
その彼が君から根こそぎ盗んでそして今どこにいるのか
君がわかるのはそんなに難しいことじゃない
*どんな気分?
いったいどんな気分?
君が君自身であるということはどんな気分?
帰るべき場所もなく
見向きもされず
まるで転がり落ちる石ころみたいだよ*
教会の尖塔に閉じ込められたお姫様とその取り巻きたち
彼らは飲み交わしいろいろ考えた挙句大切なものを交換し合った
でも君のダイヤの指輪は質にでも入れた方がいいね
君はいつだって笑ってた
ボロをまとってたり変な言葉遣いのナポレオンのことを
でも彼が呼んでるよ
彼のところに行かなくちゃ
呼ばれたら拒否なんてできないんだから
何も持ってないときは失うこともない
君自身の姿もないんだから隠さなくちゃいけない秘密もないんだよ
*~*くりかえし
***************
ふう~、たしかに訳しづらいね。
さすが文学賞を取るだけのことはある。
祝ノーベル文学賞受賞!というわけで
今回も引き続き「和訳でノーベル文学を楽しもう!」という企画が続いております。
今回はあのローリングストーン誌の時代を変えたロック100曲の堂々第1位に選ばれた「ライクアローリングストーン」を取り上げてみた。
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「ライク・ア・ローリング・ストーン」
昔、君は大いに着飾ってたね
でもキミの最高な時期を何の価値もない取り巻きに費やしてしまった
周りのみんなはこう助言してたよね
「気をつけなお嬢さん、そのまんまじゃ地獄に向かってるぜ」と
君はからかわれているとしか受け取らなかったけどね
そう、君はいつだって笑い飛ばすのが常だった
たまり場でたむろってるみんなを見て
今の君はその時みたいな声は出ないみたいだね
誇り高くもないように見える
今夜の食事にあくせくしてるのを見てるとそう感じてしまうよ
どんな気分だい?
今はどんな気分?
家がないってどういう感じ?
みんなから見向きもされない
まるで転がってく石ころのようだよ
名門学校に通ってた箱入り娘さん
実は自分自身が搾り取られてたっていうことにようやく気がついたみたいだね
世の中の渡り歩き方なんて誰も教えちゃくれないさ
いま、君自身が経験しなくちゃいけないってことに気がついたわけだね
わけのわからない浮浪者とは取引したくはないだろうが
今さらじたばたしてても始まらない
彼には言い訳なんて通用しないよ
空虚な彼の瞳を見つめてさあ言うんだ
「私と取引しない?」って
どんな気分だい?
いったいどんな気分?
帰るべき家もないんだろ?
みんなから見向きもされず
まるで転がり落ちる石ころみたいなのは
曲芸師や道化師たちがやってきてトリックをして見せているとき
彼らのしかめっ面を見ても何にも気づかなかっただろ
他の連中がキミに気づかせようとしても
それが良いことかどうかすら考えもしなかったろ
君はいつだって
シャムネコを肩にのせて
おしゃべりのうまい奴の運転するバイクの尻馬に乗ったまま
その彼が君から根こそぎ盗んでそして今どこにいるのか
君がわかるのはそんなに難しいことじゃない
*どんな気分?
いったいどんな気分?
君が君自身であるということはどんな気分?
帰るべき場所もなく
見向きもされず
まるで転がり落ちる石ころみたいだよ*
教会の尖塔に閉じ込められたお姫様とその取り巻きたち
彼らは飲み交わしいろいろ考えた挙句大切なものを交換し合った
でも君のダイヤの指輪は質にでも入れた方がいいね
君はいつだって笑ってた
ボロをまとってたり変な言葉遣いのナポレオンのことを
でも彼が呼んでるよ
彼のところに行かなくちゃ
呼ばれたら拒否なんてできないんだから
何も持ってないときは失うこともない
君自身の姿もないんだから隠さなくちゃいけない秘密もないんだよ
*~*くりかえし
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ふう~、たしかに訳しづらいね。
さすが文学賞を取るだけのことはある。