原発施設の情報がいろいろ出てきて
なんとなくわかってきた。
原子炉がある建屋には実は放射線がたくさん出てるので
普段から誰もいない状態で
ちょっと離れた電子制御室からデータを観測してるだけということとか、
今回の震災でその電子制御室の電気が落ちちゃったから
本当は最初からずっと原子炉がどうなってるのかわからなくなってるのにもかかわらず、国民には「心配ない宣言」してたのね、ということとか、
今のところ電子制御室の明かりがついただけで、まだまだすべての計器類が作動してるわけではないんだが、
もし、すべての計器類が作動し始めたとしても
壊れてる場所は把握できても修理することはできないままなんだなということとか、
だから、電子制御室が復活してもまだ何の解決にも至ってないんだなということとか、
その電子制御室の電源を復旧してる作業員は、東電社員じゃなく(多分)下請けの下請けのそのまた孫請けぐらいの放射能の知識がほとんどないような作業員(多分)が従事してて
東電の社員どもはのうのうとコタツでみかんでも食べてるんだろう(多分)ということとか、
注入をし始めた海水は原子炉を腐食させるからホントはやっちゃいけないことだったのに、
ちょっと先のことよりもとにかく早急になんとかしなくちゃいけないヤバイ状況だったのね、ということとか、
その状況はいまだに続いていて
水をかけ続けて温度が下がったとしてもまだ何も解決してないのねということとか、
今回、海水から真水へと変更したが、きっとそのうちチェルノブイリのときのように最後はセメントを上からかけて固めてしまうんだろうなとか、
それにもかかわらず、国民にはまだまだ本当のことは言えずにいて、米軍が80km範囲立ち入り禁止なのにも関わらず30km範囲の自宅避難程度でお茶を濁してるんだなということとか、
と、いうことはまだまだ本当にやばいことがまだまだ隠されてるんだな(多分)ということとか、
いろいろとわかってきた。
だから、彼らが「安心です」「大丈夫です」と言っても逆に国民がパニックを起こして、買い占めなんかが起きてるってことに彼ら自身まったく気がついてないんだなっていうこともわかった。
でも、彼らは基本的に今回の震災の被害者という認識で、
自分達のこういう隠蔽体質には全く気づいてないんだなっていうことも
計画停電についての記者会見の態度を見ても理解できた。
こういうことをみてると、
この東電という会社を一度解体せねばなるまいと心に固く誓いたくなるのであった。