今回のアンテナは、初めての測定(ただしチェックケーブルの計算ミス発見前)ではOKだったのに、1か月ちょい前に理解不能&記録に残す気にもなれない測定結果が出てしまった50MHzホイップアンテナ“OHM-502kit”だ。その詳細は各過去記事を参照いただくとして、今回はまず去年の測定結果の再現から行ってみる。
おそらく去年の測定はアンテナ調整作業用マグネット基台を用いた気がするが、ここは一気に勝負を付けたかった?ために、本チャン基台@第一電波_K3000を使う。正直HFB-17@18MHzベースローディングホイップのような、長期戦ならぬ長時間戦は御免だからだ。
と言うことで、まずはデフォルト状態(ノーカットのエレメントを、突っ込み長さ目いっぱいで組立)のアンテナに、前50MHz用チェックケーブル(現ボツケーブル)を介してアンテナアナライザーで1回目の測定。その結果、f0=50.393MHz、ボトムSWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域(SWR≦1.5範囲)=47.948~52.838MHz(50.393MHz±2.450MHz)であった。
去年の測定よりもf0が400kHzくらい低く出たが、インピーダンスは50Ωに近い値なのもあって「やっぱりこっちの値の方が、パッと見まともなんだよな~。」と。なので去年の測定の再現は、ほぼ叶ったものとする。
次にアンテナパラメーターはそのままで、現50MHz用チェックケーブルに取り替えて2回目の測定。その結果、f0=50.230MHz、ボトムSWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域=47.762~52.698MHz(50.230MHz±2.468MHz)であった。まぁこれはボトムインピーダンス周波数が低いケーブルに取り替えたから、1回目の測定値に対する差が現れた方向は妥当だと思う。実はこの時点で、「アンテナエレメントをカットする必要は無い!」と確信した。
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この後も調査は続くが、記事ボリュームが大きくなったので次記事とさせていただく。
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