28MHz用のHF10CLSは、見立てに反して両頭グラインダーで削る羽目になったが、50MHz用となるHF6CLSは加工が要らない展開を望む。何しろ早朝とは言え暑い(私が暑さに弱い)ので、作業時間が短くて手間がかからないように行って欲しいところだ。
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■測定条件など
・モービル :シエンタ、アンテナを装着した時の外観は、こんなイメージ。
・測定方法 :過去記事@RVK的なアンテナ測定方法_240612に記載の“本気測定”による。
・ねらい周波数:50.250~50.350MHz付近。
・その他 :ステルス処理済み、帯域はSWR≦1.5の範囲。
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これもHF10CLS@28MHzSSBと同じく、標準エレメントの挿入長さを個人的最小である20mmにして1回目の測定。結果は、f0≒48.730MHz、SWR≒1.10、Z≒60Ω、帯域=46.488~50.972MHz(48.730MHz±2242kHz)であった。
ただ、帯域を見極めるために周波数ツマミを回しながらアナログメーターを見ていたところ、どうも左右対称の放物線状に変化しているとは思えない動き方になっている。そこで、SWR≦1.2以下の範囲でf0を見てみた。その結果、f0≒49.664MHz、SWR≒1.10、Z≒60Ωとなり、約900kHzの差が現れた。
ここで取説を参照し、周波数変化量の目安が30kHz/mmであることを確認。次の調整量は目いっぱい保険を掛ける心境で、49.664MHzに対して50.300MHzを狙うための値を計算したところ、21.2mmと出たので-21mmさせて2回目の測定。
SWR≦1.2における結果は、f0≒50.397MHz、SWR≒1.05、Z≒58Ω、そのまま続けていつものSWR≦1.5における結果は、f0≒50.263MHz、SWR≒1.05、Z≒58Ω、帯域=48.710~51.816MHz(50.263MHz±1553kHz)であったため、ここで調整終了とした。
ちなみに50.000MHz@バンド下端ではSWR≒1.12、Z≒58Ω、51.000MHz@FM呼出周波数ではSWR≒1.22、Z≒60Ωで、アンテナ全長は1030mmとなった。
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1回目の測定で感じた、左右対称&放物線状の変化の様子については、最初ほどの違和感は無く、とりあえず2MHz以上外れていた状態による意味不明と言うかイレギュラーな現象だったと考えたい。
それと、これでHF○○CLSシリーズの測定と調整を終えた。これらに14MHzを加えた6バンドのCONDXを見ながら電話は走行&駐車モービル運用、電信は駐車モービル運用を楽しんでいこうと思う。
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