前記事“OHM-502kit(50MHz用ホイップ)の調査part1”のつづき。
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ここからは2次的なパラメーターを変えて調査を続ける。まずはアンテナから見て、周囲の構造物&地形の変化を与えてみる。要するにクルマを少し移動させただけだ。
周囲には他の方のクルマ(私のモービル@ラクティスより背が高いものも数台あり。)が20~30台停まっていて、他に街灯、鉄筋平屋のトイレ、道路(県道)の法面など、アンテナに干渉しそうな人工物が幾つも有り、それらの影響は何かしら有ると見込んだためだ。
そこで、初めに停めていた所より30m弱北側に移動した。上記の中の要素で説明すると、鉄筋平屋のトイレに直線で15mほど近づき、街灯からは10mほど離れたが、左右斜め前に2本の街灯が有る。加えてVOXYだったかCERENAだったか背高車が助手席側の隣にいるという状況だ。
ここで3回目の測定@UP写真、クルマ(アンテナ)の場所以外は全て2回目の測定と同じパラメーターだ。その結果、f0=50.322MHz、ボトムSWR≒1.00、Z≒49Ω、帯域(SWR≦1.5範囲)=47.797~52.847 MHz(50.322MHz±2.525MHz)であった。
この計3回の測定結果より、このアンテナは周囲の干渉を受けてもf0≒50.2~50.4MHz、ボトムSWR≒1.00、Z≒49Ω、帯域≒5MHzに落ち着くと判断。f0の範囲が広い(バラツキが大きい)のかもしれないが、周囲の干渉が有ってこの程度のバラツキであれば、道路走行中もこの程度で済むとも考えられる。まぁf0が2MHz?3MHz?もぶっ飛ぶと変化量は帯域の40%になるけど200kHzだったら同4%なので、これは妥協止む無しかと。
そしてアンテナアナライザーによる平穏時?の測定結果は、現50MHz用チェックケーブルを用いた2回目の測定値(f0=50.230MHz、ボトムSWR≒1.00、Z≒48Ω、帯域=47.762~52.698 MHz(50.230MHz±2.468MHz))を新たな結果とし、ここで区切りにしたい。
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更にこの後も調査は続くが、本記事もボリュームが大きくなったので次記事にて。
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