4/20の記事に、私の撮り鉄においてピントを手動で合わせることになった経緯をUPさせていただいたが、今回は手動ピントデビューの撮り鉄についてプレイバックさせていただく。それと今年は桜撮り鉄を完全に外してしまったので、その穴埋めも兼ねてと言うことで。
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この日は朝から出かけた。良く言えばロケハンなんだろうが、正直そんな気は更々無かった。「まぁ念のため、撮影機材は持参しとくべ。」程度のものだった。要するに何か棒に当たったら手を伸ばす程度というダラダラモードな訳で。ちなみに行程は糸魚川経由で松本へ行き、山越えして神岡経由で帰宅という、国道による“北アルプス環状ルート”とでも呼べばいいのか?まぁそんなイメージのルートであった。
■神岡鉄道_神岡線 神岡鉱山前-漆山(撮影日:2006年4月30日)
その道中、R471からR41に入って北上し始め数キロの所で、左手上方に桜らしきものが偶然視界に入ってきた。ちょうど駐車スペースも近くに有り、ロケハン実行。その結果、満開状態の桜越しにトンネルとカーブした線路を見ることが出来た。時刻表を見ると30分前後の時間が有るようで、撮影までの時間も丁度良い。「もうこれは撮るしかない!」という場面だ。
そして私がお店を広げ始めて数分後に、2名の同業者が来た。撮影までの時間、3人で「こんな所が有るなんて、全然知らなかった。」などと話をしながら“その時”を待った。どうやら全員新ネタを得たようだ。(確かに投稿日現在“神岡鉱山前 漆山 撮影地”をキーワードにGoogle検索しても、同じ撮影地と思われる画像は1枚も出てこなかった。)
場所は神岡鉱山前駅から約2km、R41@船津パーキングの高山側出入り口の向かい側付近に、上り坂の道が有る。道なりに約100m進んで現れる小さな跨線橋が撮影地だ。ちなみに跨線橋の先には町工場?作業場?プラス民家1件?のみが有るように見えた。それと当日はあまり関係無い所はうろつかなかった(と言うか跨線橋の向こうに入ると、そこで誰かいたら怒られそうな気がした。)ので、町工場?の裏側などの様子は未確認だ。
撮影後に液晶で見る限り手動ピントは成功しているように見えたが、糠喜びもしゃく(1週間前@2006-4/23のトラウマ?)なので、自宅PCで見極めるまでは保留を意識した。それと多分、UP写真のようなピントはAFだと手前の桜にピントが合う気がするから、手動ピントならではの撮影パターンだと思っている。当時&現在の備えている機能を熟知している訳ではないので詳しくは知らないが、私にとって新しい世界に足を踏み入れた瞬間となったことは間違いない。1週間前のピンボケ様様であった。
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