JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

撮り鉄プレイバックpart32(神岡鉄道_神岡線 神岡鉱山前-漆山)

2018年11月05日 22時23分52秒 | 神岡鉄道

下り便@203Dを撮り終え、次は上り便@206Dを撮るためロケハンを行う。今なら神岡鉱山前駅以南にも撮影地が有ることは承知しているが、当時は勉強不足&桜が咲いていない季節ということで、事実上撮影対象外区間としていた。このため、Uターンして富山方面に向かってロケハンした。

■神岡鉄道_神岡線 神岡鉱山前-漆山(撮影日:2005年11月4日)
翌年(2006年)に何度か撮影した第2高原川橋梁だが、時系列で言えば今回が初めての撮影になる。過去記事にも書いたが、この朱色のトラスは好みではなく、必要以上に目立たないようにしたかったことと、紅葉の樹々を沢山入れたかったこととで広角気味の撮影としてみた。

場所は漆山駅から約4km、R41を神岡鉱山前方面に向かうと“⑧東漆山洞門2”と掲げてある(“⑧”は単なる通し番号だと思う。それプラス、英語併記。)洞門が有る。この洞門を高山方面に抜けてから20~30mくらいの所が立ち位置だ。この周辺は歩道が有り、撮影時には大変助かった。

-・・・-
5か月前にUPしたP.B.記事でチラッと予告しているが、この撮影には忘れられないエピソードが有るので、紹介したい。

こちらがお店を広げ始めたのは撮影の40~50分くらい前だったと思うが、段取りを終えてボーっと待機していると富山方面から1台のタクシーがやってきた。そのタクシーは急ブレーキまでは行かないが、「少々不自然な停まり方をしたな~。」と思って「こんな所で降りるってことは、同業者?」などと考えながら見ていたら、所持品から同業者と思わしき方が1人降りて来た。おそらく私&広げたお店or神岡線の風景を見つけて停めさせたんだと思う。まぁそれ自体は特筆するほどの話ではないのだが、本題はここからだ。

その同業者(おそらく男性だと思うが背が低く小柄だったこともあり、女性と言われれば見えなくもない感じの雰囲気だった。)、たぶん会釈ぐらいはした(あるいはノーリアクション?記憶が曖昧です…。)と思うが、基本的には口を開かず、笑顔?で頻繁に私をジロジロ見ながらお店を広げ始めたのだが、その見方が言うなれば、伊東四郎の“ニン!”って感じだった。それから立ち位置の模索が始まり、最終的には私の隣(2mも離れていない所)に決めたようだ。

その後の様子を一言で言うと、言葉は発しないが仕草は女性がおねだりや甘えたりする時の雰囲気に近く、顔の表情はもちろん“ニン!”で、もう違和感フルスケ状態だった。これが撤収までずっと続き、撮影時以外の大半がそんな感じだった。

自分で言うのも何だが、私は撮影の待ち時間中に居合わせた同業者の方とは、情報交換など話をすることが多い方だと思っている。だけどさすがに今回は「この“ニン!”とは関わりたくない!」と思った。

撮影が無事に終わり、一言程度の文字数で何か聞いてきたかもしれないが、そういう場面の有無および内容は全く覚えていない。もし有ったとしても、返答が「えぇ。」とか「まぁ。」レベルで終わる程度で、話が続く雰囲気はゼロ。撮影終了後は平静を装いながら(笑いを堪えながら)撤収したが、こちらがクルマで立ち去るまで“ニン!”は続いていた。そして移動の車中で「何なん、あいつ~?」と、爆笑モードになったことは言うまでもない。

-・・・-
エピソードがメイン記事より長くなってしまったが、今だに不思議な遭遇だったと思う。あれから13年が経過したが、今の所これを上回る撮り鉄の現地ネタは無い。思い出すのが苦痛ではないので、まぁ“いい思い出”としたい。


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