シエンタ走行モービルで使用可能なアンテナ長さの見極め

昨日（5/5）UPした記事＠地上高の測定作業によって、Myモービル＠シエンタに装着するアンテナの地上高は、1794mmになることが分かった。これを踏まえ、装着できる最大アンテナ長さはどうなるのかを明確にしてみようと思う。

以前からよく耳にしてきたのは、「アンテナトップで最大3.8mまで。」だが、一方で高速道路のゲート付近には基準高さとして4.1mが掲げてある。と言うことで、私の中では長年「この違いは何？」となっていた。まぁそれでも、全く深追いはしてなかったんだけどね。

そんな状況であったが、前述のアンテナ地上高測定を決めたことをきっかけにネットで調べてみると、道路法第47条1項に付随する車両制限令第3条3項が根拠であることが分かった。

結論をまとめると、4.1mは道路管理者が道路の構造の保全および交通の危険の防止上支障がないと認めて指定した道路を通行する車両で、3.8mはそれ以外ということだった。要するに基本はMAX3.8m（＝3800mm）で、4.1mまでは条件付きでOKなルートがあるのだと理解した。

これを踏まえると、Myシエンタでは3800－1794＝2006mmとなり、長さ2000mmジャストのアンテナで6mmの余裕がある？ことになる。この結果に対して「そっか～、とりあえず2000は計算上OKなんだ～。」と。

そうなると、逆にHF16CL＠第一電波などのシリーズは公称長さ2200mmだし、同じくHR7＠コメットなどのシリーズも公称長さ2135mmなので、Myシエンタでの走行使用はNGになる。この点は残念だけど、結果として受け入れるしかないよな～。

と言うことで、結果的に2000mmという分かりやすい値を得た。これを踏まえて、2000mm超のアンテナは駐車モービル限定で必要に応じて使うことになるのかな？まだ具体的な場面のイメージが浮かびきっていないけど、法令順守で遊んでいきますね。