JR9RVKの雑記的業務日誌

HF帯のモービル運用をメインに行うアマチュア無線局と、その免許人の備忘録。

SWRメーターの振れ方が大きいことをきっかけに

2020年06月05日 23時58分54秒 | シャック構築

最近、モービル運用で頻繁にSWRが高いとFT-857Dの送信メーター(SWR表示モードを選択中)が主張するようになってきた。「頻繁に~」と言うのはズバリの意味なのだが、一方で正常な時も有り、早い話がバラツキの有る状況だ。

発生したアンテナは、HFB-40@7MHz用ベースローディングホイップとHFB-20@14MHz用ベースローディングホイップで、他のアンテナでは未確認(発生と遭遇していない)だ。これでは折角運用可能な状況であってもそれが叶わないので、原因を探ることにした。

まず疑ったのは漏水。過去にはMJコネクター内が水で浸々になったこともあり、とりあえずティッシュで紙縒りを作ってMJコネクターの芯線ジャック内に突っ込んでみた。結果はティッシュ湿気らずで、漏水ではなさそうだと判断。

次に疑ったのは、マグネットアースシートの圧着端子腐食による通電不良。漏水確認の際に一部で白い粉が吹いているっぽく見えたので、腐食部を磨いて除去するつもりでマグネットアースシート取り外した。ところがここで別の症状を発見したため、疑いは一気にそちらへ移っていった。

それは、マグネットアースシートのしわによる接触面積の減少、要するに接地不良だ。圧着端子の磨きは取りやめて、新しいマグネットアースシートと交換。過去記事を参考に、ケーブル長さを300mm→130mmに加工して取り付け。通勤&帰宅時に7MHzでお試し運用してみたところ、SWRメーターは正常な振れ方(整合周波数@7.120MHz付近でゼロドット、もちろんチューナレス!)であったので、これでしばらく運用してみるつもりだ。

マグネットアースシートのしわは過去にも経験しているが、今回のは発生が早かった気がしている。何しろ去年の年末に常設したものなので、半年も持たなかった訳だ。おそらく原因は雨水などで濡れた状態のまま、強い直射日光でそれがお湯になり、高い温度で濡れている部分がしわになるんだと思う。

これは見つけたら水分除去するしかないので、今後は綺麗なボロタオルを1~2本備え付けて、見つけ次第水分を吸い取らせていこうと思う。


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