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前記事@part1では、シャック外観写真の追加とRST欄内の印字位置調整などについて取り上げた。本記事ではRST欄について、以前から取り扱う際に感じていた問題点と、その対処についてまとめていきたい。
ご存じのとおり、RST欄が数字3文字になるのはCW(人によってはSSTVなども有るけど。)の場合だが、SSBなどの電話モードでは“T”が無いので“RS”のみとなり、その欄に記入する数字が2文字になる。この2文字の時と3文字の時があることが、事の始まりだ。
RSTの欄名に関する個人的経緯について、まずは手書き時代、レポート欄のフォーマットには既に“RST”となっており、電話モードの場合は“T”を抹消することで“RS”欄にしてから記入していた。そしてLOGCSW95&98時代は勉強不足もあってか、電話モードの時だけ“T”を無くす方法が分からずに、常時“RST”のままとしていた。
これはTurboHAMLOGを使い始めてからでも同じスタンスでやっていたが、今回は条件命令で対応してみることを思いつき、やってみることにした。
具体的には“? Data7”でCWのときに“RST”を印刷して、“? Data7!”でCW以外の時に“RS”を自動判別させて印刷するようにした。もちろんそれぞれ格好がつく位置を狙う。これで電話モードの時に“T”を抹消する意識&抹消しない後ろめたさ?から解放された。
次にRST欄の内容文字数だが、LOGCSWもTurboHAMLOGもWordやExcelのように文字列の中央揃え機能が無い。要するに現状は左基準と言うか左揃えであるため、2文字と3文字だと欄のセンターに常時出力できず、一方をセンターに合わせるともう一方が1文字引っ込むか1文字はみ出すかとなり、アンバランスな結果になってしまう。
そこで、これも“? Data7”でCWのときにRSTの値を印刷する位置を指定し、“? Data7!”でCW以外の時にRSの値を印刷する位置を指定して、いずれか一方のみを自動判別させて印刷するようにした。
そして結果だが、電話モードの結果が本記事UP写真で、CWモードの結果が前記事UP写真で、基本的に抹消ではなく必要なタイトルなり内容なりを、欄のセンターに出力させるようにした。
後から気付いたが、今回の対処方法は既に2か所で用いていた。1つ目はJST/UTCの出力、これも抹消ではなく同じ位置を設定しておき、いずれか一方のみを出力している。2つ目は自局のコールサイン、これは移動しなかった場合の出力情報(移動運用場所、他)が少ないので余白のバランスを良くしたくて、これもいずれか一方のみを自動判別出力させてUP写真のように印刷位置を変えている。
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今更だけど、本記事のUP写真が移動運用でないQSOで発行するQSLカードのレポート面フォーマットであります。あまり登場する機会は無いと思うのと、今は常置場所に常駐させているリグが無いのでシャック写真が無いです…。
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と言うことで、条件命令で各処理を自動で行える項目を増やしたことで、現時点で想定出来る範囲のパターンは全て対応できるようになったと思う。今度こそこのフォーマットで印刷して、5月分の発行処理を進めます…。
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