2週間ほど前から、モービルは18MHzのみとなっている。リグはFT-857Dだが、アンテナがモノバンドホイップ1本なので、結果的にこうなってしまう。朝の通勤時や休日の日中などCQを出しているが、となりの町のモービルとQSOしたのみだ。寂しいが電離層による伝搬は、もうしばらく待つ必要がありそうだ。
また10日ほど前から、頻繁にSWR警告が表示するようになった。3週間前に確認調整を終えたばかりなのに、何が引っかかっているのか想像できない。送信時のメータをSWRにして送信してみると、変調に合わせてメータが振れている。と言うことは、回り込み等ではなくアンテナ系のどこかがこけているのは間違いなさそうだ。
まず車内の配線を確認、コネクタの緩みや同軸ケーブルの折れ等、異常は無かった。次にアンテナを確認、ビスの緩み、コイルやエレメントの破損等、これも異常は無かった。続いてマグネットアースを確認、ゴム磁石の外周に若干のシワが見られる。取り外してボディとの合わせ面を調べると、長手部の深い所で30mm、浅い所でも5mmくらいの範囲でシワになっている。ざっくり見た目で合わせ面全体の1割程度にシワが発生しており、この部分がボディから浮いているためにアースが不完全となって、SWRが安定しないものと判断。手持ちの新品マグネットアースシートと交換して試験電波を発射、SWR警告は表示しなくなったので、しばらく様子を見ることにして作業を終えた。
これでこの先、特に問題が無ければ、以前に書いたモービルの弱点そのものが原因のトラブルということになる。最悪の場合、積雪期間はマグネットアースシートを取り外して、ホイップアンテナを使用禁止(50MHz帯以下の運用休止)としなければいけないかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます