アドカラー(既に廃業)のインターナショナルサイズのQSLカードを消化した後は、再び諏訪のカード屋さん(注:個人的呼称)で作成した。前記事では“失敗”と断じたカードだったが、それはフォーマット(強制的に両面記入)の話。紙質はボールペン書きに都合がよいツヤ紙だったので、本カードではマットな質感の“タイプM”を試してみた。
■村上駅 番線不明(快速せなみ&車掌さん)【撮影日:1993年3月12日】
このQSLカードは1000枚作成し、発行期間は概ね1995年6月~1996年(月は不明)であった。
この場面は、撮影日に同級の友人と乗り鉄に行った時のもので、主な目的は写真の背景に写っている“快速せなみ”に乗ることだった。ちなみにこの列車、乗車翌週(3/18)のダイヤ改正で“特急いなほ”に置き換わる。だからその前に乗りに行った。
そして、終点の村上駅で下車後に友人が車掌に声をかけて2人で撮影させていただいたものだ。私が撮った写真でこんなノリのは後にも先にも無く、友人の発想に正直驚いたが「そういう着眼があるんだ~。」と勉強させてもらった。
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先に書いた“タイプM”は、レポート面にボールペンを走らせてもペン先にカス(埃)が溜まらない点はOKだった。しかし“タイプP”とは異なり、写真面に極薄のフィルムが無い仕様だ。この為か、写真面が粉っぽいものであった。おそらく今は改善されているんだろうと信じているが、当時は手に取る度に粉でザラザラするのは勘弁願いたかった。結局、その粉をティッシュペーパーで拭いてから記入していた。
それと当時は、相手にUP写真のカードが届いた後に再びQSOいただいた際、「カードに写っている車掌が“私”さんですか~?」という質問を何回か受けた。当然「いえいえ、違いますよ~。云々」と答えるのだが、同時に「やっぱりそう来るよな~。」や、当時の私は22~23歳なので「俺ってそんなに老けた声かな~?」とも思った。
なので、今回も良い勉強をさせてもらったカードでした~。
■謝辞
本QSLカードは現在手元に1枚も残っておらず、アマチュア局の開設同期である“ばった氏”から以前に提供いただいたものを使用。この場を借りて御礼、ありがとうございました。
何だか親近感? が有ります。
数年前までは新潟県内や群馬県内でも見ることが出来ましたが、
今では全て廃車になったようです。
私事ですが、湘南色の車両の撮影では、
まともな撮影結果を得ることは出来ませんでした。