タイトルは独断で略記させてもらったが、正式には“特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者”というらしい。で、この講習を3/6(月)~7(火)の2日間で受講してきた。
この講習、数年前までは縁の無いものだったけど、事の始まりは“溶接ヒューム”が特定化学物質の第2類物質に加えられたことだ。このため、私の職場も含めて、世の多くの企業等で取得ラッシュ(主催側にとっては、特需?フィーバー?)となり、申込みが殺到してるっぽい。
ちなみに私の場合、1回目@7月下旬の申込みで負けてしまい、2回目@2月上旬の申込みで負けないように作戦を立てて臨み、何とか受理されて先日の受講に至った。そんな感じで年度内ギリギリ&地元で受講が叶ったが始まって早々、とんでもない進行の講義が始まった。
と言うのも、最初の科目の講師が最悪だった。具体的には、①講習内容と無関係ではないが余談が多い、②テキストに沿った進行でないのにタイトルやページ案内がほとんど行われない、③そんな感じでオリジナルパワポスライドで進行するのにレジュメは配布されない、④だからメモのボリュームがいたずらに増えて到底書ききれない、⑤前述4項目のお陰で要点が分かりにくくなり修了試験対策が困難、という感じだった。
こんな経験は初めてで、更に過去に受けた技能講習と比べてテキストのページ数が2倍ほどあって最も多いという、とんでもない講習となった。と言うことで、不安感、疲労感、げんなり感?他、全てで記録更新になったと思う。まぁ例えて言うなら“静かなジャイアンリサイタル”ってところかな?知らんけど。
この他にも3科目あったけど、講師のクオリティーが及第に感じたのは1科目だけで、残りの2科目は上記ほどではないものの要改善に感じる進行であった。まぁ、そんな感じではあったけど、約一週間後となる本日(3/13)、郵送で修了証を受け取る。とりあえず何とか合格できたようだ。
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それにしても、溶接ヒューム1点だけのために本記事の技能講習(対象物質は75種類?)を要求する行政って、正直言って雑過ぎる思う。溶接ヒュームを勝手に追加したのは敵方で、対象者は移行期間があったとは言え“寝耳に水”な訳よ。言わば“後出しジャンケン”だな。だったら溶接ヒュームに特化した技能講習or特別教育を設けて欲しいと思う。ちなみにこの意見は、既に受講済みである2名の同僚と一致した。
そうすれば、元々の受講対象者が特需のとばっちり(過酷な受講申し込み競争)を受けることも無いし、新たな受講対象者は元々の方との過酷な申し込み競争が回避出来るし、何より講習ボリュームも少なくなるはずだ。と言うことで行政には、対象者が少しでも負担感(講習時間や費用、過酷な受講申し込み競争など)を感じなくて済む、センスがあるプランを立てて欲しいと思う。
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