どうしても“part18@第1花笠トンネルから顔出し”とセットになるのが、今回の撮影地だと思っている。前回は上り便の警笛(たぶん会津坂本から発車する時のもの)が聞こえるという想定外の“生情報”を得たため、下り便の撮影段取りを崩して急遽上り便も撮影することにした。その結果は詳細が詰め切れないものになった旨、前回記事に書いたとおりだ。
一方、今回は最初から上り便も撮影する前提で、その後20分少々で下り便の撮影を迎える。なので予め下り便の段取りやイメージなどを頭に浮かべておけば、ロスタイムも回避できて落ち着いた撮影が出来るはずだ。
■只見線 会津坂本-塔寺(撮影日:2016年8月14日)
今回は前回の写真などを印刷して持ち込んでいる。前回は構図バランスが少々悪い出来(まぁアリと言えばアリかもしれんが、もう少し何とかならんもんか?レベル)だったので、5分くらい模索してみるも何となくイマイチ。そこでヨコ構図を見送り、久々のタテ構図としてみた。
場所は塔寺駅から約500m、旧R49@七折峠方面へ進み“緑資源幹線林道”という名前の道へ入る。そのまま150mほど進むと“気多宮跨線橋”が現れる。それを渡る直前の林道上が立ち位置。
久々に青空が含まれる写真となった。実は1~2分前までは薄曇りで車両に陽は射していなかったが、自分の影を見て順光になるのを確信した。当初はダイヤ、各季節での陽の高さ、立ち位置を踏まえると、ここで順光撮影するには臨時列車を頼るしかないと考えていたが、結果は夏に午後イチの定期便を撮れば可能だった。遠い所だから仕方が無い面は有るものの、結局は自宅で「あーでもない、こーでもない…。」と机上の空論を巡らせていただけだったことになる。
ここでは2回目の撮影なので、正直大きな収穫は期待していなかった。それが天気の運も手伝う順光撮影が叶うとは…。やはり、まずは現地を見ると言うか、現地に立つことが基本かつ如何に重要な事なのかを改めて知る結果となった。
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今回の撮影は以上となった。翌15日は朝から霧で時々雨が降るというイマイチな天候に。このため今後に向けて数か所のロケハンを行い、カーナビに登録して来た。なるべく近いうちに撮影できる機会を模索したい。
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