ホイップアンテナの実長さ延長は、とりあえず18MHz用で成功している。これに引き続き14MHz用と24MHz用を作製するため、ベースになると見込んだ18MHzと28MHzのホイップアンテナを購入し、これらの簡易測定を行った。
今回は「手持ちのエレメントで賄えるか?」だけを見ることにして、「どのエレメントが最適か?」までは見極めないことにする。まぁ単に出かけたついでで、自宅での昼食に間に合うようにサクッと測りたかっただけなんだけどね。
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【注】ここで言う簡易測定とは、わざわざアンテナチェックケーブルを使わずに、FT-818で使っている任意長の車内敷設ケーブルのままアンテナアナライザーでとりあえず測ってみることを指している。
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まずは14MHz、前記事で紹介したL=1302mmのエレメントを使用。結果は以下のとおり。
■【簡易測定】HFB-17ベースコイル+長さ1302mmエレメント(挿入長さ≒10mm)
・f0=13.706MHz、SWR≒1.40、Z≒43Ω、帯域(SWR≦1.5範囲)=13.674~13.738MHz(13.706MHz±32kHz)
■【簡易測定】HFB-17ベースコイル+長さ1302mmエレメント(挿入長さ=目いっぱい)
・f0=14.065MHz、SWR≒1.32、Z≒48Ω、帯域(SWR≦1.5範囲)=14.016~14.114MHz(14.065MHz±49kHz)
うーん、ボトムSWRが高めだから予想より狭い帯域だが、f0がバンド下端より低くなったことはありがたい。続けて24MHz、エレメントは14MHzと同じくL=1302mmを使用。結果は以下のとおり。
■【簡易測定】HFB-28ベースコイル+長さ1302mmエレメント(挿入長さ≒10mm)
・f0=21.936MHz、SWR≒1.39、Z≒41Ω、帯域(SWR≦1.5範囲)=21.754~22.118MHz(21.936MHz±182kHz)
■【簡易測定】HFB-28ベースコイル+長さ1302mmエレメント(挿入長さ=目いっぱい)
・f0=22.794MHz、SWR≒1.25、Z≒37Ω、帯域(SWR≦1.5範囲)=22.508~23.080MHz(22.794MHz±286kHz)
予想以上にf0が低く出たが、本チャンの時は今回使わなかった短いエレメントで行けそうだ。しかしその前にチェックケーブルの製作が必要だ。来年の国内シーズンまでに何とかしたいと思う。
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と言うことで、両バンドとも実長さの延長は可能という結論を得た。前述したとおり、24MHzはアンテナチェックケーブル待ち(と言っても製作するのは私。)となり、14MHzは本チャン調整&測定が可能な状況だ。今日(11/29)は午後も好天みたいなので、食事後に早速着手したいと思う。
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