<参考>前記事はこちら
(1)やっぱりモービルでHF帯を運用したい
(2)当てが外れたルーフレール基台
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前の車ではFBケーブルの編み線らしきものを購入し、両端に電極を取り付けて車内に取り込んだ。接続先は取手の止めねじ部で、ボディに共締め。アース線の長さも200mm程度と短く、特性も良好なアースだった。
ところが乗車8年目くらいから、ドアのパッキンが硬化したためかは不明だが、雨漏りが発生するようになり、アース線の撤去を強いられる。これによってHF帯のモービル運用はしばらく凍結せざるを得なくなった。
これらを踏まえ、今回のアースは車外で賄う方向で確保できないか検討を始めた。ルーフレールの取り付けボルトを使用するのは、技術力不足で外せないからNG。ボディに疵を付けたり穴を明けるのは、耐腐食性を損なうからNG。
よって、数年前に発売された第一電波のマグネットアースシートを使ってみることにする。ANTは同じく第一電波のモノバンドベースローディングシリーズのホイップを使用してみた。
ところが、アンテナアナライザの実測値でVSWRの底値≒2.5で、7~28MHzの全バンドで同じ結果となる。(ちなみに、インピーダンスは50Ωより高い。)底値がこれでは話にならないので、マグネットアースシートの貼り位置を何度か変えてみた。しかし結果は変わらず。変化の兆しすら見えなかった。
このままでは単に時間を浪費するだけなので、今回はこれで撤収。とりあえずもう1度考え直してみようと思う。
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