この4~5か月の間で、調整しなければいけないアンテナが何本も溜まってきた。最近はエレメントの出し入れのみで調整できるタイプが増えてきたが、最初から加工(切断)が前提なものも有る。
アンテナエレメントの材質はSUS系、直径は太いものだと2mm以上のもあるため、鋏系?(ペンチや番線切りなど)では対応に限界が有る。なので金ノコで対応される方も多いと思っているが、エレメントを固定するためのバイスやシャコ万などが必須なことと、刃が剥き出しのものを工具箱へ入れる気になれなかったのとで、パスした。
そこで、それに代わる加工アイテムとして使い始めたものが、小型の両頭グラインダーだ。当時は携帯可能な切断系アイテムを物色していたが、その際に近所のお店で偶然見つけた。唯一のデメリットは電源(AC100V)が必要になることだが、①砥石で切断→②長さ微調整→③角のバリ取り、という流れで比較的シビア&安全に寸法を狙える。なので金ノコより割高かもしれないけど、まぁ悪くはないと思う。
記憶では、UHV-6、HV5S、HV7CX、そして1本目のHA014の調整で使用した。この内、先に挙げた3本は多バンドモデルであり、多いものだと5本のエレメントを調整する。かつては鋏系(とでも言えばいいのかな?)の工具で対応していたために、しんどくて詰めを妥協したりすることも有ったが、両頭グラインダーだと微調整に抵抗は感じない。
前記事でも書いたが、とりあえず現時点でHFB-17(18MHzベースローディングホイップ)とHA014(14MHzセンターローディングホイップ)の2本は加工調整が決定なので、近々&久々の研削調整作業を満喫しようと思う。
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