昨日の桑崎山から帰って来て、この日記を書き上げたあとすぐに、今度は温泉巡りへ信州へ向かった。
僕は名湯、秘湯を巡るのが好きで、今回もまだ行ったことのない温泉地に出かけた。
六時過ぎに自宅を出て、別所温泉という「信州の鎌倉」と呼ばれる温泉地へ向かって約3時間で着いた。早速まず「大湯」という外湯に入った。地下からコンコンと湧き出ている単純硫黄泉は、間違いなく本物の温泉だった。この日はここで昨日から二晩連続の車中泊である。
今日は6時に起床して早々と今度は「石湯」という外湯を堪能した。朝風呂で目を覚ました。別所温泉の外湯はいずれも150円という格安で入れます。今度は馬曲温泉という所へ向かった。約1時間半位で着いて、晴れていれば北アルプスを一望できる露天風呂へ入った。朝の風が気持ちよかった。
そして次は15キロほど離れた「野沢温泉」へ向かった。この温泉地はとても有名で90℃位の熱湯が湧き出ている。ここには13もの外湯があり、いずれも無料で入ることができる。
僕が入った大湯はメッチャ熱かった。とても湯船に入ることができないので、洗面器で体に掛けていた。他のおじさんたちは体を真っ赤にしながら我慢して入っていたが、逆に体に悪そうだった。
野沢温泉には麻釜という90℃という熱湯が湧き出している場所があり地元の人たちが野菜を茹でたりするのに、使っている珍しいところがある。僕が行った時には白菜を茹でている人がいた。アクがうまいこと抜けて美味しくなるそうだ。地元の以外の人は危険なので入れません。
さすがに朝から3箇所も温泉に入ると逆に疲れてきて、途中で何回か寝ながら、奥飛騨に帰ってきました。しばらく温泉は見たくないがウチも温泉です。おわり。