ヒメオドリコソウ[姫踊り子草](シソ科)
道端の草はらで、ヒメオドリコソウが群生していました。
春を迎えてたくさんの花を咲かせています。ヒメオドリコソウの葉は、上部に行くほど赤味がかっているので、辺りはまるで赤紫色の絨毯を敷き詰めているように見えました。
春を迎えて姿を見せ始めたのは花だけではありません。虫たちも活発に動き始めています。
この花にもアリが1匹いました。ヒメオドリコソウやホトケノザなど、オドリコソウ属の種子には、エライオソームというアリの好む物質が付いています。少し気の早い気もしますが、このアリはそれを探しに来たのでしょうか。
花の開花を待ち望んでいたのは、人間だけではないのですね。
ヒメオドリコソウの白花
4月上旬 横浜市内にて