コジュケイ[小綬鶏](キジ科)
中国原産の帰化種で、大正時代(1919年頃)に狩猟用として、東京や神奈川に放鳥したものが野生化したそうです。下草のよく茂った明るい雑木林などに生息していますが、地上を歩いて植物の種子や果実、昆虫等を探して食べます。
夕暮れ時に、小川沿いの小道を歩いていると、脇の茂みからコジュケイが目の前に出てきました。いつもはカメラを構えようとするだけで逃げてしまいますが、この時は一向に逃げる気配がありません。ゆっくり撮れると思ったのですが、辺りが薄暗く、またもや手振れ写真となってしまいました。
いつも歩く林でも、「ちょっと来い、ちょっと来い」と鳴き声が聞こえてきます。今がちょうど繁殖期なので、盛んに鳴いているのでしょうね。
この辺りは、狩猟は禁止されているので、安心して繁殖しているのでしょうね。
5月上旬 横浜市内にて