コウゾリナ[剃刀菜,顔剃菜](キク科)
山野の草地や道端などに生える越年草。茎は高さ30~90cmになります。5~10月、上部に径2~2.5cmの黄色い頭花をつけます。茎と葉には剛毛がありザラつきます。この剛毛の感触が剃刀に似るため、この名がついたという説もあるそうです。
林の中を通る、小道の脇に生えていたコウゾリナ。この場所は、日当たりが良くなっているところです。この時は、花が咲き始めたところでしたが、今はもう花が終わる頃でしょうか。
この花に出会うと、名の由来となった剛毛の感触を確かめたくなってしまいます。
ハルジオン[春紫苑](キク科)
白い花が日に照らされて、眩しく見えるハルジオン。チャバネセセリでしょうか。花にとまって盛んに蜜を吸っていました。道端に列を成すように咲いているハルジオンの花を、忙しく飛び回って蜜を吸う姿は、まさに歌のとおりでした。
このチョウは、コチャバネセセリでした。「空色ノート」の873mさん、ありがとうございます。
2010年の花
5月中旬 横浜市内にて